2023年9月14日

テーマ：

植物・生物／火／つくる

年　齢：

5歳児

ねらい：

赤紫蘇染めの実験を通して、色の変化や不思議を楽しむ。

園庭の色々な所に生えていた赤紫蘇。
「これで何かできないかな？」
保育士のつぶやきに「調べてくる！」とＡ君。
翌日、「しそジュースや染め物ができるみたい！」とみんなに教えてくれました。

「面白そう！」「染めてみたい！」
と、どんな色に布が染まるのか、大実験をすることになりました。

まずは赤紫蘇集め。
「梅のにおいがする！」「ゆかり（ふりかけ）のにおい！」
と、においを嗅ぎながら茎から葉を外します。

沢山集まった紫蘇。いよいよ赤紫蘇染め大実験の始まりです。

①布を豆乳に浸す。

「豆腐のにおい！」「手がベタベタする〜！」
よく染み込ませたら乾かします。

②模様付けのために、布にキャップ等、輪ゴムで固定します。

「どんな模様になるかなぁ？」

③いよいよ火を使っての実験です。ぐつぐつ沸騰した鍋に赤紫蘇を投入。

色は・・・
「少しピンク！」「いいにおい〜」
クエン酸を入れると、一気に鮮やかに。
「魔法の粉を入れるよ〜」「すごい！」「赤くなった〜！」
そこに布を入れます。
「熱そう〜！」「何色になるかな？」「虹色だったりして！」

しっかりと浸してお昼寝後・・・

④ミョウバン液に入れる。
「魔法の水を入れるよ〜」

「色変わらないね〜！」
「どうなるか楽しみ！」
浸った布を水道水で洗うと・・・
「紫になった〜！」
「灰色っぽくなった〜！」

色の変化に大興奮の子どもたち。
しっかり乾かして・・・
翌日、洗濯機に入れ洗うと・・・
「緑になった〜！」
「でも、いいにおいするね！」

鮮やかなグリーン。それぞれ違う模様もでました。
赤紫蘇染め実験、大成功です！

発見した身近な自然を使った活動の中で、においや色、感触など五感で感じ、楽しめるよう願い設定しました。
子どもたちが気づき、調べ、発見や驚きを共有できる場を大切にしていこうと思います。