松本市の東側に位置し、近くには考古博物館や中山霊園、小塚様(氏神様)があり、園周辺は畑や雑木林に囲まれた自然豊かな環境です。考古博物館には、竪穴式住居(復元)があり、ベンチや木々の中でかくれんぼや鬼ごっこを楽しめます。中山霊園には野球場やゲートボール場、芝生の公園や桜の遊歩道があり、展望台跡地までの上ると松本平全体を見渡すことができ、その雄大さを体全体で感じられます。公園の芝生ではダイナミックな芝生滑りができ、霊園までの道沿いで、草花摘みやどんぐり・松ぼっくりを拾い、テーブルに飾るなど、自然物の制作に使っています。そのほかの散歩コースも起伏のある道が多く、カモシカが通る「けもの道」を歩きます。動物が食べ残した木の実やフンも観察し、動物の暮らしに関心を向ける子どもたちの姿が見られます。
地域とのつながりも深く、庭を開放して植物の説明や、おたまじゃくしとサワガニ捕りなど貴重な体験ができます。地元のJA松本ハイランド支所では、あいがも田での田植え(もち米)と稲刈りを体験させてもらい、そのもち米で一緒に餅つきを行って交流します。蚕をいただいての飼育や地元の農家からリンゴの提供、お話の会、民生委員さんとのまゆだま作りなど地域の一員として大切にしていただいています。
隣地にある畑は無償で貸していただき、子ども達と相談して様々な野菜作りをしています。キュウリ、ナス、ピーマン、二十日大根、ミニトマト、ズッキーニ、カボチャ、メロン、小玉スイカ、人参、ジャガイモ、サツマイモ、ポップコーン、ホウレン草、大根を収穫し給食に取り入れてもらい、おかずやおやつでいただきます。苦手な野菜も自分たちで育てたことで、少しずつ食べられるようになり、食育にもつながっています。(収穫物を取り入れた調理保育はカレー会、おでん会、ポップコーンパーティなど)
ダンゴムシ、カタツムリ、サワガニ、カエル,カナヘビ、日本トカゲなど(みんな冬眠に成功)を飼育しています。飼育を通して生き物や飼育に関心を持つと共に、飼育する面白さや難しさを感じ、命の尊さや大切さを学んでいます。
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