アゲハ蝶が生まれたよ

2018年8月7日

保育士が見つけてきた蝶のさなぎを飼ってみることにしました。さなぎというものを初めて見る子どもも多いです。「生き物を飼う＝餌を与える」と子どもたちは考えます。みんなで図鑑を見て「何食べるんだろう」と話が盛り上がりました。

ある子が「はらぺこあおむしの本にさなぎは寝るってかいてあったよね」と思い出しました。「じゃあ、何も食べないんだね」

そして数日が過ぎて「あっ！ちょうちょ！」「うまれたんだね」「おめでとう！」とクラス中で大喜び。大きなきれいなアゲハ蝶になりました。

お昼寝のあと、逃がそうということになりました。保育士は「子どもたちがこのアゲハ蝶を飼うと言ったらどうしよう」と正直思ったそうです。それこそ「餌は？」となりますね。でもみんな「お母さんの所へかえそう」と言い、逃がすことになりました。

園庭のむくげの木のそばで話すと嬉しそうに花の蜜を吸い始めました。「おなかすいてたんだね」「おいしいって言ってるね」とこどもたち。保育士もうれしい気分でした。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

長野市豊野ひがし保育園