土 植物・生物 水 空・天気 『霜』って何?

2025年12月1日

テーマ:
土/植物・生物/水/空・天気
年 齢:
4歳児
ねらい:
・冬の外気の冷たさを感じる。
・興味をもったことを友達と調べる。

活動内容

朝、準備が終わった子から園庭へ。

「さむーい!」「あれ?白いよ!」「雪だー!」という声と共に庭へ駆け出した子どもたち。

いつもとは違って、戸外のテーブルの上が白くなっているのを見つけました。

触ってみると…「つめたい!やっぱり雪だ!」

「もう雪降ってきたね!」「早いね!」と嬉しそうな子どもたち。

しかし、一人の女の子が「雪じゃないよ!霜だよ!」と声を上げ、部屋に戻って行きました。

戻ってきて、手にしていたものは『しも』の本

「雪じゃなくて霜っていうんだよ」「こうやって、寒いとつくんだって・・・」

雪だと思っていたものは霜だということに気づき、みんなで本を読んで興味を深めていました。

 

霜に興味をもった子どもたちが始めたのは『霜探し』

それぞれ園庭の探索を始めました。

「タイヤの上にあったー!」

 

「こっちにもあるかな?」よいしょ、よいしょ…

「みーつけた!」

 

「土のところも白いよ!」

「なんかとれそう!」「とってみよう!」

「…かた!」「固まっててとれないじゃん!」

 

「こっちにもあったよ!」「葉っぱも白くなるんだね」

しばらく霜探しが続いた後、満足そうな表情で部屋に戻って行った子どもたちでした。

子ども達のきづき

・霜って雪みたいだね。白くて、冷たくて、溶けちゃうんだ。

・霜は外が寒いとつくんだって。

・キラキラしててきれいだね。

・霜って物にも土にも葉っぱにもつくんだ。

・土って凍るの?

事例に対する保育者の思い

・「雪だ!」と嬉しそうな子どもたちを「雪かな?」と言葉をかけながら見守っていました。一人の子の「霜だよ」という声から『雪ではないかもしれない』と感じた子どもたち。その後、絵本で興味を深めながら実際に目で見て、手で触ってより興味・関心をもつことができていました。保育者は違うことを知っていましたが、自分で調べて探索したことで、とても満足そうな表情を見せていました。今後も子ども自身が主体的に活動できるよう環境を整えていきたいと思います。

・また、今回「霜だよ」という意見は少数派でしたが、自信をもって自分の知っていることを友達に伝え、共有することができていました。そして、「雪」だと思っていた周りの子も、友達の意見を受け入れる姿が見られ素敵だなと心が温かくなりました。子どもが自信をもって意見を言うことができる雰囲気作りを今後も大切にしていきたいと思います。

ながのしちゅうおうほいくえん 長野市中央保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 きみ子
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1977.4.1
認定日 2020.10.1
区分 保育所
住所 〒388‐8006 長野市篠ノ井御幣川284‐2
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐292‐0342 
FAX : 026‐292‐0342 
MAIL : tyuo-hoiku@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ