植物・生物 人・地域 種がたくさん採れたよ!

2025年10月27日

テーマ:
植物・生物/人・地域
年 齢:
5歳児
ねらい:
・自分たちで栽培物を育て、成長を観察する

活動内容

春、子ども達は、あさがおの種をグループでまきました。

担任は「何が育つかなぁ」の看板を作り、プランターにフウセンカズラの種をまきました。

芽がでて、ツルが伸び成長していくグループのあさがおと、「何が育つかなぁ」プランターを楽しみに、水やりしながら世話をしていた子ども達でした。

 

あさがおの花が咲き始め、「先生、見て青い花が咲いたよ」「二つ咲いたよ」など、自分のグループのあさがおが次々に咲くたびに喜んでいました。

担任の「何が育つかなぁ」のプランターには、ふっくらした実が・・・。

「先生、これ何?不思議な実ができてるよ」と気がつき、みんなで見ていると

「これはフウセンカズラだよ」と知っている子が教えていました。

  

 

 

フウセンカズラの種を見て「ハートだー!」「かわいい!」と大興奮。

「ハートの種、家に持って帰りたい」「お家でも育てたい」と喜んで種を採っていました。

 

あさがおの種も次から次へと採れると「こんなに採れるけど、どうする?」と言う声が。

たくさん採れた、あさがおとフウセンカズラの種をどうするのか、みんなで話し合いをしました。

「家にたくさん持って帰っても育てる場所がないよ」

「たくさんあっても困るよね」と言う子の中に

「先生の種は誰からもらったの?」と聞いてきた子がいました。

「先生は、園長先生からフウセンカズラの種をもらったんだよ。前にいた園でもらったんだって」と答えると

「もらったんだね。じゃあ、たくさん採れた種をあげたらいいんじゃない?」と、声があがり

「年中さんや年少さんにあげよう」

「先生たちにもあげたい」

「小学校の先生にも」

とプレゼントすることに決まりました。

 

 

まずは、プレゼントできるように種をいれる袋、折り紙でコップを作りました。

 

次に「何粒入れる?」と話をしながら、種を数えながらコップの中に入れていました。

  

 

10月14日に、芋掘りでお世話になった、長沼地区住民自治協議会と津野女子会のみなさんにプレゼント。

とても喜んでもらえ、子ども達も嬉しそうでした。

 

 

子ども達のきづき

・まいた種は少ないのに、 育てたらたくさんの種がとれた

・フウセンカズラの種、なんでハートなんだろう

・たくさん種が採れたから、プレゼントしよう

 

 

事例に対する保育者の思い

自分や自分たちだけでなく、「誰かのために何かをしてあげたい」「相手が喜んでもらえることをしたい」という思いがある子が数人で、クラス全員には広がっていなかった。クラスのみんなで考えられるようになってほしいと思い、園長先生からフウセンカズラの種をもらった話をした。すると、子ども達の話し合いの中で、「僕たちも、みんなにあげよう!」と、周りの人へあげる気持ちがでてきた。その思いを実現できるように、「自分たちでできることは何か」を考え、できたことがとてもいい経験になった。

今後もこのような機会を大切にし、「相手に何かをしてあげたい」という思いを実現できるようにしていきたい。

 

ながのしながぬまほいくえん 長野市長沼保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮田 やちよ
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1974.4.1
認定日 2016.10.12
区分 保育所
住所 〒381-0002 長野市津野203番地-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-296-9753 
FAX : 026-296-9753 
定員数 未満児 : 29人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 16人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ