2025年9月19日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気／人・地域

年　齢：

4歳児

ねらい：

・自然の中で、友だちとイメージを膨らめながら遊ぶことを楽しむ。
・自分なりの気づき発見を友だちや保育士に伝えながら、やりとりを楽しむ。

年中のこども達が大好きな、名古熊神社に今日も冒険に出かけていきました。

行く道中は、車が来たら壁の術…。と、ミッションをしながら歩く探検隊！

そして、歩くこと１０分。神社に到着。

「今日もここでいっぱい遊ばせてください。」と」神様にお願いをしました。

今日はどんな冒険が待っているのかな？子どもたちの気持ちはワクワクドキドキ！

「ヘビはいないかなー！」「宝はないかなー！」とキョロキョロ。

「あーーーー！」と、見つけたのは８が書かれたマレットゴルフの旗、

その根元をのぞいてみると…

カップとセミの抜け殻発見！！

「これは８って書いてあるからセミの抜け殻を8個見つけろってことじゃない？。」

それーっ！！とセミの抜け殻探索が始まりました。あちらこちらにちらばり、たちまち「こっちにもあったよーーー。」「私もみつけたーーー。」「もっと持ってきてー」と子どもたち。

どんどん拾い集まってきて、「１，２，３，４，５，６，７，８，９，１０，・・・・」

「もう８個はあるじゃーん」「こっちにもセミの抜け殻あるよ。」８個どころかいっぱい集まりました。

セミの抜け殻を探していると、「なんかいるーーー！！」」足元にゴソゴソ何か動くものが…。

「なに？」「捕まえて～～」と言いながらもなかなか手が出ないこども達、そんな中Aちゃんがパッと手を伸ばし、

トカゲをゲット！

これを見た周りのこどもの第一声、「神様の子どもだぁ～～～」と声が聞こえてきました。せっかくだから、連れて帰ることになりました。

他にもヘビが出てきた？穴や宝の石を見つけたくさん遊んで園への帰り道に…

小屋の屋根から一本の糸、？？？何かぶら下がっている？

「トカゲだーーー！」それを見たこども達「大変だ、神様のお母さんが死んでるーーー。」

でも、よ～く見てみると、「あっ！まだ動いてる。」ぶら下がったまま足をバタバタさせているトカゲ。誰か助けてあげなきゃ。

そこでAちゃんが「私がやる！」とクモの糸をプチっときると・・・・

さささ・・・と逃げ出すトカゲ。「やった～～～」「バイバーイ！」「神様の子のお母さんだったんじゃない？」と皆で見送って園に帰りました。

・名古熊神社ってこんなに楽しくてワクワクするところだったんだ。

・今まで気にしていなかった数字や文字も冒険をしていたら全部が秘密の暗号！

・友達の声から新たな気づきや発見がいっぱいあるんだなぁ。

・神社で見つけるいろいろなものは全部　”神様”　に繋がっている。

・トカゲを捕まえられる、セミの抜け殻を持てる○○ちゃんってすごいなぁ～！

・年中クラスのこども達は、剣、望遠鏡、懐中電灯などを作り「ひまちゅう探検隊ーーー！！」と言っては部屋の中でも、園庭でも散歩先でもいろいろなイメージを膨らめながら楽しんでいます。今回もセミの抜け殻や神様の子のトカゲに出会い、ますます冒険への想いが一人一人広がっているようです。「宝物の石」「宝の地図」「巨人」などこども達からは様々な声が上がってきています。様々な空想なの世界を広げながら、次はどんな遊びにつながっていくのか楽しみです。

・残念ながら、連れて帰ってきた「神様の子ども（トカゲ）」は死んでしまいました。悲しいけれど、生き物はどうしていけばいいのか命についても考える機会になったのではと思います。