2025年9月12日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

2歳児

ねらい：

・夏ならではの生き物を知る。
・飼育することで、生き物に興味をもつ。

ある日のこと･･･保育士が外に出るとかぶとむしが！

「子ども達に見せたい！」と思い捕まえて室内にいる子ども達のところに持っていきました。すると･･･

「これ何ー？」「かぶとむし！」「大きい！」とかぶとむしに興味津々の子ども達。

もう一匹見つけたかぶとむしとコクワガタと一緒にクラスで飼育することに。

カゴに土を入れたり木を入れたりしてかぶとむしのお家を作ってあげました。

「かっこいいね」と早くもかぶとむしに夢中。

少しだけカゴから出してみると･･･

優しく触ってみる子も。これをきっかけに他の子も触ろうと挑戦。

「ちょっと怖いな･･･」

「見てー！！持てたよ！」

「かぶとむし、かわいいなぁ」

「もしかしたら戦うかも？！」

「わぁ！びっくりした！！」

怖がらずに触れる子、ちょっと怖い子･･･反応は様々ですがその子なりにかぶとむしに親しみを持っていました。

かぶとむしが気になるけどちょっと怖いと思っていたAくん。みんながかぶとむしの周りに集まっているところをいつも少し離れたところから見ていました。

少しずつ少しずつ距離を縮めていって･･･

蓋が開いていてもカゴの近くに来ることができました！

また何日かかけて少しずつかぶとむしの観察をすると･･･

ついにコクワガタを触ることができました！

Aくんも「触れたー！」ととっても嬉しそう。毎日観察することで恐怖心が少しずつなくなっていったようです。

かぶとむしを見つけた日、ある子が部屋にある図鑑を持ってきました。

ページをめくり何か探しているよう･･･。

しばらくすると「あったー！」

図鑑でかぶとむしを探していたようです。

かぶとむしには雌と雄がいること、かぶとむしに似ているクワガタがいること、この図鑑を見て知りました。

また、昼間はかぶとむしは土に隠れていて見えないことも。

かぶとむしは昼間は寝て、夜起きるんだって。僕たちと反対だね。ということにも気付きました。

・かぶとむしを見る機会が少なくなってきているので、夏にしか見られない生き物に触れ親しみを持ってほしい。

・保育士がかぶとむしの世話をするところを見て、生き物にも食べ物や水が必要なこと、世話をしないと死んでしまうことを知り、命の大切さに気付いてほしい。