2025年9月12日

テーマ：

植物・生物／人・地域／食

年　齢：

５歳児

ねらい：

・野菜の種類により、実のつく所、育ち方の違いに気づく
・植物の大切さを感じ、育てる楽しさを味わう

４月下旬「どんな物を育てたい？」

という話し合いから、パプリカ・なす・さつまいもを植えました。

同じ畑には昨年のとり忘れていたじゃがいもが生長していました。

「茎が倒れたら掘ろうね」と話し、楽しみに待ちました。

６月。じゃがいもの茎に花が咲き始めました。

「なにか花が咲いてる」「白い花だ」

「なんだろう」と不思議そうな子も。

「ジャガイモだよ」

と知っている子は友達に教えてくれました。

７月の暑くなってきたある日。

朝早く園庭へあそびに行く途中で

「見て！」

「こんなに大きくなってる！」

自分たちでしゃがんだり、畑の中に入ったりして

「これも大きいからとれそう」

「いい大きさだ」

と見つけました。１日で大量に収穫できました。

「まだまだ紫の花あるよ」

「ここにできるね」

と楽しみに待っています。

７月中旬

茎が倒れ、数日たったので、じゃがいもを掘ってみよう！

茎をひっぱりました。

「あれ？」　「見つからないよ」

「どこにあるの？」

「もう少し掘ってみる？」

手で土をさわってじゃがいもを探します。

「あった！！」

「大きいよ」

「くっついてる」

と、じゃがいもの根にたくさんくっついている所に気づきました。

収穫したナス、じゃがいもを給食の先生の所へ「お願いします」と持っていきました。

じゃがいもは包丁で切った時には、「堅くない」とクッキングを楽しみ、

夏野菜カレーを食べました。

「おいしい」「じゃがいもだ」

「切ったやつだね」

と友だちと見つけあっておいしく食べました。

ナスの実は紫色だから、苗の茎の色も紫色、花も紫色なんだと気づいた子どもたち。また、土の中からじゃがいもを見つけた時には、嬉しさから満面の笑顔が見られました。これからも、植物の様々な育ち方を知り、興味を深めていってほしいと思います。子どもたちが植物に直に触れる体験を大事にし、発見・気づきを共有して、植物の大切さを一緒に考えていきたいと思います。