2025年8月1日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

３歳児

ねらい：

・生き物に興味をもち、成長を楽しみにする。
・命の大切さを知る。

入園当初から園庭に出ると

「先生、アリいた」

「何か虫いた」

と生き物に関心をもっていた子どもたち。

身近な生き物の変化に関われたらと思い、家から「ツマグロヒョウモンチョウ」の幼虫をつれてきました。

また、年中組も園にいたツマグロヒョウモンチョウをみつけて一緒に楽しみました。

「先生、この黒い虫、何？」

「わ！動いた！」

とカゴの中をのぞき込む年少さん。

「いっぱいいるね」

「ちっちゃいのもいるよ」

「かわいいね〜」

と、興味をもちました。

もっと親しんでほしいと思い、写真や触り方を掲示しました。

写真を指差しながら

「今、これと一緒だね」

幼虫をカゴから出して見せてあげると

「先生の手の上、歩いてるよ」

「私ものせてみたい」

と触れて嬉しそうにする子・・・

「触っても本当に大丈夫なの？」

と恐る恐る手を近づける子・・・

友だちが触っている姿を見て勇気を出して触れられるようにもなりました。

さなぎになった姿も見てみることに・・・。

「きらきらひかってるね」

「わ、ちょっと動いた」

チョウが羽化したので、子どもたちに話をして外に逃してあげることにしました。

みんなでテラスに集まって・・・。

「わ、飛んだ！」

「ばいばーい！」

「きれいだね」と

友だち同士で笑い合ったり、手を振ったりして喜びました。

「あれ、こっちのチョウチョは飛んでいかないよ」

「なんでかな？」

と、じっと見つめます。

「あ、チョウチョの色が違うね」

「のぼってきたよ」

「どこに行くのかな？」など

気づいたことを話し、虫カゴを散歩しているチョウを観察しました。

全てのチョウが外へ飛んでいった後にさなぎを見てみることにしました。

「あ、空っぽ」

「触ってみたい」

と、恐る恐る触る子どもたち。

「何かやわらかい」

「トゲトゲもあるね」

気づいたことも不思議に思ったこともたくさん！！

そして、部屋に戻ると

「行っちゃったね」

「また、遊びに来てくれるといいね」と話しました。

・幼虫がさなぎにそして蝶へ。生き物の形態の移り変わりを身近に感じ、不思議に思ったり、命の大切さを知ったりしてほしいと思います。また、様々な生き物に興味関心を高め、名前を知ったり「なぜ？」と探求心をもったりできるようになると良いなと願っています。

・季節の生き物に触れ、、その時季ならではの出会い、発見を子どもたちと一緒に楽しんでいきたいです。