植物・生物 わたしたち、かぶとむし研究員です。

2025年7月30日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
・かぶとむしを飼育しながら、生き物の特徴や飼育方法に興味・関心を持つ。
・友達と一緒にかぶとむしが過ごしやすい環境を考え、工夫する。

活動内容

友達が持ってきてくれた、かぶとむしの幼虫。毎日成虫になるのを楽しみに観察していました。

ある日、登園すると土の中に潜っていた幼虫が、成虫になり土の上に出てきていました。子どもたちは大興奮。「お家を作ってあげよう」と大きな虫かごに移してあげることにしました。

毎日、様子を見ていくうちに愛着も湧いてきた子どもたち。「たかちゃん」という名前をつけました。そして、「私、かぶとむし研究員になる」と言って、図鑑と虫かごを並べて毎日観察しました。

 

子ども達のきづき

 

毎日観察をしていると、あることに気づきました。いつ見ても、たかちゃんがひっくり返っているのです。

よく見ると、たかちゃんの足が1ぽん無いのです。

「だからひっくり返っちゃうんだ」

「どうしたらいいのかな?」と考えた研究員たち。「支えるものがあればいいかも」と言って、自分たちをかぶとむしと枝や葉っぱに見立てて表現していました。

次の日、細い枝や葉っぱを持ってきた研究員。早速、試してみることに!

なんと、葉っぱが役に立ちました。かぶとむしがひっくり返らず、起き上がっているのです。

これには、研究員たちも大喜びで安心した様子でした。

 

事例に対する保育者の思い

夏といえば、かぶとむし。身近で観察することができ、子どもたちの興味・関心がより高まりました。

数人だった研究員も、日に日に増えていき、研究員同士で図鑑を見ながら毎日様子を伺っています。

今回、飼育したかぶとむしがたまたま奇形だったことから、助けてあげたいとの思いが膨らみ、友達と考え合い、試してみたところ成功しました。

この経験が、また違った場面で役立つことを願っています。

今日も研究員たちは、かぶとむしの研究で大忙しです。今は、たかちゃんが楽しい気分になるように虫かごの装飾や自作の図鑑づくりに精を出しています。

幸せなかぶとむしのたかちゃんです。

 

 

あずみのしりつほたかにんていこどもえん 安曇野市立穂高認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 横川 尚子
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 2000.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8303 安曇野市穂高9175
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-82-6772 
FAX : 0263-82-6772 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/kosodate/hoiku/renrakusaki/ninkahoikuen.html
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 60人 4歳児 : 60人 5歳児 : 60人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ