植物・生物 カエルになりたい!

2025年8月6日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
3歳児
ねらい:
・夏の身近な生き物に触れ、興味関心を深める

活動内容

生き物が大好きな子どもたち。

保育室にある水槽で育てているおたまじゃくしを、

食い入るように見つめ、

「うわっ、いっぱいいる」

「カエルもいるね」

「あ!これ足がある!」

と観察を楽しんでいました。

 

 

ある日、一人の子が

「おたまじゃくしのご飯あげなくちゃ!」と気づきました。

でも、おたまじゃくしって何を食べるのでしょう?

子どもたちに聞いても誰も分かりません。

 

まずは、保育園の絵本コーナーへ図鑑を探しに行くことにしました。

「カエルの本、カエルの本・・・。」

「カエルの本ってどこだろう」

 

「この図鑑にあると思う!」

見つけたのは表紙にカエルが描かれている図鑑。

「これを見れば、おたまじゃくしの食べ物が分かる!」

そんな声が聞こえてくるようでした。

 

カエルのことを知りたい気持ちが強くなった子どもたち。

今度は年中・年長組へ足を運び、「カエルの本ありますか?」と聞いてみました。

すると、物語の絵本にカエルが登場することを知り、早速借りてみることに。

 

「カエルってかわいいね」

「毒があるカエルもいるんだよ」

調べてみて気付くことは多かったようです。

 

カエルへの関心が深まった子どもたちは、カエルの歌を歌っていると思わず体が動き出します。

そこでカエルのお面を作ることにしました。

カエルの絵本や図鑑で見た色や特徴をイメージすることで一匹、また一匹と個性あふれるカエルが完成!

お面をつけるとケロケロ、ゲロゲロ踊り出す!

「カエルは高く跳ぶんだよ!」

「餌を取りに行かなくちゃ!」

「足が疲れる…」

と、身も心もカエルになっているようでした。

 

カエルになったことがきっかけで、部屋を水中に模様替え中!

今は子どもたちが描いたおたまじゃくしやカエルが泳いでいます。

子ども達のきづき

・おたまじゃくしは大きくなるとカエルになる。

・カエルは小さい虫とミミズを食べる。

・黄や赤のカエルには毒がある。

・カエル跳びを続けると、足が疲れる。

 

 

 

事例に対する保育者の思い

・子ども達の虫への関心から、目に見える形で成長していく『おたまじゃくし』を飼うことで、心躍らせながら夢中で観察を続けることができました。

・発見や疑問に共感し一緒に考えることで、さらに関心が深まり、活動が発展していったと感じています。今後も、子ども達の関心を丁寧に拾いながら夢中になれる活動を目指していきたいと思います。

 

 

 

ながのしちゅうおうほいくえん 長野市中央保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 きみ子
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1977.4.1
認定日 2020.10.1
区分 保育所
住所 〒388‐8006 長野市篠ノ井御幣川284‐2
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐292‐0342 
FAX : 026‐292‐0342 
MAIL : tyuo-hoiku@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ