2023年6月27日

テーマ：

土／植物・生物／水

年　齢：

２歳　３歳　

ねらい：

身近な生き物に興味を持ち、その成長を楽しみにする。
季節の自然を、見て、触れて、感じる。

よく晴れた日、園近くの農家さんに誘って頂き、おたまじゃくしを見に田んぼへと、年長児、年少児で散歩に出かけました。
田んぼに着くと、「おたまじゃくしが逃げちゃうから・・・」と、そ～っとそ～っと、静かに静かに子どもたちは田んぼに近づいていきます。

おたまじゃくしを発見！
「いっぱいいるね！」「静かにしないと！」「あそこに大きいのいるよ！」
静かに・・・という気持ちはありつつも、たくさんの嬉しそうな元気な声が聞こえてきます。
田んぼの稲を傷つけてはいけないので、気をつけながら保育士がおたまじゃくしを捕まえると、「見せて、見せて」と、ワクワクした様子で見つめます。

こども園に戻り、園のプチ田んぼやバケツにおたまじゃくしを入れると、毎日その様子を見に行く子どもたちの姿があります。

「あそこにいた！」「ここにもいた」
「あしがみどりいろになってるー！」

２歳児クラスにおたまじゃくしを持っていくと、「え！おたまじゃくし？」「みたい、みたい」と自然と集まってきた子どもたち。

「いっぱいいるね〜」「おおきくなったらなにになるのかな〜」
「かにだよ〜」「だんごむしになるよ」
「おさかなだよ」「かえるだよ」
「たんぽぽかも」
　さ〜て　　何になるのかな〜
子どもたちの想像は膨らみ、様々な夢いっぱいの答えが返ってきました。

「あ！あしがあるよ〜」と発見！
じっくり観察しています。

虫などの生き物が大好きな子が多い年少さん、おたまじゃくしを初めて見る子もいる２歳児さん。
それぞれ　おたまじゃくしがカエルになるということを、知っている子もいれば、知らない子もいます。


これからみんなでおたまじゃくしの成長を見守っていく中で、たくさんの気づきや、驚き、感動を感じていって欲しいと思います。
変化が現れた時に子どもたちがどんな反応を示すのか、それもまた楽しみです。