2021.08.24 はたけの準備

木曽町立開田保育園

<ねらい>

 収穫に期待を持つとともに、マルチについて知ろう。 (年長児)

<活動内容>

朝の自由遊びの最中、園バスの運転手をしてくれているおじさんが、畑の準備に来てくれてマルチを張り始めました。

片付けの後、畑横の築山に子どもたちを誘い、みんなでその様子を観察。

子どもたちに、なぜあの黒いシートを張っているのか聞いてみると、「ハイ」「ハイ」と次々に手が上がり、

「やさいがおおきくなるために」

「つちがあたたかくなるために」

「いのししからまもるために」

などの意見が上がりました。

その他にも、草が生えないようにするためにと保育者から伝えました。

その後、年長児がマルチ張りに挑戦。

風に飛ばされないよう杭を差し込み

「かたい、かたい」と力一杯押し込んで…

杭をさした上に土をかぶせました。

「まだ、さしたい」「まだ、やりたい」と声が上がり、全部で3畝にマルチを張りました。

マルチ張りの後「ぼく、とうもろこしそだてたい」 「だいこんがいい」 「にんじん」

と、それぞれ育てたい野菜をたくさん出し合ってました。

 

事例に対する保育者の思い

マルチ張りを意欲的に行うなかで、子どもたちの頭には昨年度までの畑活動の様子が浮かんできたのかもしれません。

昨年度、何度かおやつ作りを行い、みんなから「おいしいよ」と言われてとてもうれしそだった年長さん。今年度は、畑で収穫したものを使っての調理をして、みんなに喜んでもらえるといいな。