2022年10月12日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気

年　齢：

3歳児

ねらい：

・身近な植物に興味をもち遊びに取り入れ、試しながらその性質を知る。

園舎裏の畑にはいろいろな野菜・お花・小動物が待っていて子ども達の大好きな遊び場です。
今日はおしろい花で色水遊びです。

「何色のお花にしようかな」

みんなで思い思いの花を摘みました。
「あれは何？」
「あさがおだよ」
「こっちはつゆくさって言うんだよ。きれいなお花だね。」

「このお花も採っていこう」
「うん、いいね」

きれいなお花が集まりました。

「みんなで採ってきたお花できれいなジュースを作ってみようね」
保育士がお花の入ったカップにお水を入れて花びらを揉んでいきます

「あっ、色がついてきた」
「すごーい！！」

目をキラキラさせて大喜び。おしろい花・あさがお・つゆくさの3つの色水を見比べてみます。

「全部違う色！何でかな？」
「きれいな色だね」
「やってみたい！」
さっそく皆で試してみます。
「こっちすごく色がついてるね」

「だんだん色がついてきたよ！」

みんな集中して色水作りを楽しみます。

どうしたら色がたくさんつくのか保育士のやり方をよく見ています。
「花をもみもみしているね！」
「○○ちゃんもやってみる！」
みんなで作ったジュースを見比べます。

「どんな色になった？」

「みんな違う色だね」
「何でかな？」
花によって違う色になることを知り、何度も試したり見比べて楽しんでいました。

花によって違う色がでることに気がつき何度も試して遊ぶ中で、花の種類・色・量や水加減で色の変化があることに気がつき、「次はこうしてみよう！」と遊びの意欲が高まりました。
身近なプランターにも種から皆で育ててきたおしろい花が咲き、色とりどりの花での色水作りが自然と子ども達の大好きな遊びのひとつになりました。

年上児も加わって一緒に遊んだり、知識を教えてもらったり、うれしい交流の場にもなり、身近にあるからこそ日々の生長の変化に気がつき、子ども達が自然と遊びに取り入れやすくとても楽しめたように思います。
今は少しずつ種が収穫でき、「そーっと採らないとね」と種集めも楽しい遊びのひとつになっています。
たくさん穫れた種は皆で持ち帰り、お家でも楽しむことにしました。植物の命がつながっていくこと、大切にする気持ちも子ども達の心の中で育ってもらえたらうれしいなぁと思っています。