とがくしの冬

2017年4月17日

１１月、戸隠に雪がやってきます。初めて頬をなでる雪を感じる散歩です。

そして、奥社ではもう雪が積もっていました。

この日は朝から地吹雪。戸隠では、天気の変わり目に強い風が吹きます。「うひゃ～！」と言いながらも外に出ちゃいます。「こんな風、へいっちゃら！」

雪がそこにあるだけで、子どもたちは遊べますね。寝転がって、泳いで、埋まって・・・この「雪かぶり」がめっちゃ楽しい！「もっと～！」保育者は木を揺らす腕力も必要です。

そりに乗って、座っているだけで実はバランスを取りながら体幹が鍛えられているんですね。

「アー疲れる・・・」

「あらよっと！」

年長児は、肥料袋で作った「そり」をバランスを取りながら上手に乗りこなしています。

いつのまにか、自然にくまさん歩き・ワニ歩き。

支持力とバランス感覚でうまく下っていきます。やまの運動プログラムです！

ついに園庭の雪山も小さくなって、卒園式を迎えました。

そして入園式へ・・・

日差しの暖かさに、出てきてしまったトンボや蛇が戸惑っています。冬の間に体を鍛えて・・春です！

お散歩のお土産に、春の印が！でも・・着ているのはスキーウェアです。

こぶし、梅、桜がほぼ同時に咲く短い『とがくしの春』までに、あとどのくらい？

『あったかくなったら～今度は、湧水を見に行こうよ！』

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。