2018年12月28日

昨年も来ていただいたしめ縄作りのお師匠、大日方先生。

藁束を丁寧に小分けにしていただきました。

「これなんだか知ってるかね？」

「おこめでしょ！」「いねだよ！」と子どもたちは答えます。

藁束をさらに分けました。

「藁を三つに分けるんだよ」

「みっつ？」このバランスが難しいようです。手伝ってもらいます。

「わかんないけど、やってみよう！」　　「ふたつなら、できるかも・・」

「わ、わかんない・・・」

一方を持っていて、ねじってもらいます。『手前にねじりながら、向こうへ巻く』のが子どもたちには難しいみたいです（もちろん、大人も！です）

師匠は膝で抑えつつ、ねじ込んでいきます。クルクルっとやるところが、職人！

二本ねじったら、三本目を入れ込んでいきます。これまた難しい・・

保育士と一緒にやります。

ケバだったところをトリミングして・・

　　　できあがり！

大日方師匠とお別れのあいさつ間際まで、取り組んでいる子もいます。

何か、夢中にさせるものがあると思いました。

　ちゃんとお掃除！

苗を植えてお米になって、収穫の後の藁が焼き芋の時に使われたり、こうして新年の飾り物になったり、次のお米の肥料になったりと、無駄なく使われていることも伝えていきたいと思ったのでした。

年長さんが「ねぇねぇ、できたぁ？」と話している後ろで、ちょっと様子を見ている子も・・

ちゃんとお掃除に参加してくれました。

こうやって、仲間に入っているということなんだな～って、安心しました。

良いお年を！

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

信州やまほいく