しぶい？あまい？

2018年12月7日

お待たせしました！リンゴと一緒に一週間過ごした渋柿さんとのご対面です。

見ると、熟し柿のようになっています。

さっそく・・

（もちろん、それぞれ別の使い切りスプーンです）

「ん？」「・・う～ん」どうかな？甘いかな？

感想は、「渋くないけど、甘くもない・・」とのことです。

何か中途半端な味なのかな？

1か月後、冷凍庫の渋柿を取り出します。冷蔵室に一晩移しておきました・・

「わくわく！」あまりおいしくなかった前回のことは完全に忘れています。

「どう？あまい？」ドキドキ・・急に前のことを思い出したようですが・・。

「「あまい！」「おいしい！」

「大成功！」しかし・・

皮まで食べてみると・・「ぐえ～」

「かわは、しぶいんだねぇ」

今回の体験を通して、子どもたちは「しぶい」という感覚を味わい、その同じ柿が甘くなる過程を学んだのです。

いつか思い出して、また違う方法に挑戦してみるといいなと思います。

野には、加工品にはない中途半端な味や渋さがあります。知らないままに育つより、体験したことがあるって、素敵だと思います。そのためにも、保育者の経験値が必要ですね。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。