2016年8月17日

テーマ：

土／植物・生物／つくる

年　齢：

５歳児

ねらい：

○身近にある草を使って、１０円玉をこするとどうなるか体験して楽しむ。


・登園の際、おみやげとして摘んできた草花の中にクローバーと違う“かたばみ”に気がついた。絵本かがくのともの『かたばみ』が身近にあった。“かたばみ”で１０円玉をみがくときれいになるらしいことを知り、挑戦してみることになった。

　　　　　　　　　　　　　　「絵本があるよ。」「かたばみの本！」

みがく時、苦戦している友だちに「よもぎみたいにつぶすといいよ。」とさりげない言葉。

「力が必要だよ。がんばれ～！」

「ピカピカになってきたよ！」「うわ～っ、きれい！！」

「かたばみ畑をつくろうよ。」「たねまきしようね。」

「変なにおいがするよ。トマトみたい。」…すっぱいにおいに気付く。

１０円玉（お金）は大切なもの。「口には入れないよ。」

「ピカピカになったよ。」…“かたばみ”という草で１０円玉をみがくときれいになることを知る。

声を掛け合いながら、励まし合いながら、同じ目的に向かって力を出し合い共感した。

小さいクラスのお友だちにも知らせたり、一緒にやってみたいという意欲がみられた。

                                                                                                                                     ・子どもたちからのおみやげ（摘んできてくれる草花）を大切にしてきました。そこから素敵な気づきや発見をこれからも大切にしていきます。

・１０円玉の変化の様子を目の当たりにした子どもたちの意欲的な表情に、私たちも感動を分けてもらいました。

・人的環境としての保育士の引き出しをたくさん持つこと、たくさんの視野を持つことも大切であると思いまいした。

・自分たちで考えることを、これからも大切にしていきたいと思います。