製作だって『やまほいく』

2018年6月6日

今日のお散歩は、何かを取りに行くと担任が言っていました・・・

棚田と呼んでいる田んぼに下っていきます。

今日も並んではじっこを歩かない、戸隠の子どもたちです。

すぐに手を入れてみます「あったかい！」

流れにも手を突っ込みます「あっ」

「あめんぼ！」

休耕田に葦が茂っているところに来て、保育士が剪定ばさみで枝を切ってくれます。「ぼくのまだ？」

「皮むくの？」

これが・・・

こうなります・・

ヘビやハチの巣がないか、直前に保育士が探索してから子どもたちが入ります。分散して周囲を見渡しています。

「みんなのぶん、あるかな？」

帰りは上りだから、ちょっと疲れます・・

葦の茎と集めた熊笹の葉で作ったこいのぼりです。

矢車を付ければできあがり！

あるクラスはカラマツの松ぼっくりを集めて・・

ちょっと見普通の製作物ですが、この子は「よもぎ」にこだわりました。摘んだ時のことを想いながら貼ったのでしょう。

貼れるものは全て貼った感。「かけっこで勝ちたいから、目が燃えてるんだよ。最強のこいのぼりだ！」と言っています。あちこち行った散歩の記録でもありますね。

未満児クラスでも、散歩で摘んだマーガレットを矢車としました。

散歩でのお土産を並べてみると、「これはあの路で摘んだ四つ葉～」なんてできますよね。教材でまつぼっくりも売っていますが、それって・・・

普段から、保育士が周囲の環境（どんなものがあるかな～）を意識していることが、大切だと思うのでした。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。