2018年2月26日

テーマ：

水／空・天気

年　齢：

４，５歳児

ねらい：

雪原で好きな遊びを見つけて楽しむ

戸隠名物かちわたり！（おそらく、方言）

凍みわたりとも言う地方もあるようですが・・・(皆様の地域では、何とよんでいるのでしょうか？）

降雪した雪が凍って丈夫になり、その上を歩けるようになった様子のことです。

特に子どもは、体重が軽いので雪の中に沈むことなく、雪原を自由に走りまわれます。

でも、大人が油断すると、ズボッと足が埋まり、こんなことに↑なります。

そんな穴も子どもたちの工夫で楽しい遊びに変身します。

お風呂、いい気持ち！

穴に落ちないように、飛び越えよう！

穴を大きく掘って工事しよう。

一つの穴でこんなに楽しい遊びが発展していきました。

こういう時の雪ってよく滑ることを子どもたちは知っています。

「フードを被って、頭を付ければ良く滑るね」

表面は固まっているから、表面を叩いて取れば、こんな風に重ねていくこともできます。

自分の周りに枯れた枝を雪に刺して、その周りに凍った雪を立てていけば、まるで家のようになりました。

枯れている枝は、雪の中からすぐに抜くことができます。

雪の下７０センチくらいの根元が、まっすぐ引き出すときれいに折れることなく抜き取れます。

そんな枝を弓矢に見立てて遊ぶ年長児。

子ども達の発想は無限です。

雪がたくさん積もった後の木登りは、いつもより高いところまで登ることが出来て楽しそう。

木の上に一人子どもが登っています。何処にいるのでしょうか？

ここです。木の家なんですって。

そして、寒いからたき火で温まるように、薪を集めてたき火ごっこが始まりました！

とがくし保育園の保育目標の一つに、「好きな遊びを見つけられる子ども」とあります。

今日の雪原での子どもたちの次から次へと出てくる楽しい遊びを見ていて、子ども達の発想力の豊かさに驚かされました。

こうやって今まで自然の中で遊んできたことにより、既成の玩具ではなくても、自分で工夫して道具を作ったりイメージをふくらませてごっこ遊びをしたりすることができるように成長しました。

自分で発見して考えて、もっともっと好きな遊びを見つけていきたいですね。