2025年11月27日

テーマ：

土／植物・生物／つくる

年　齢：

3歳から５歳

ねらい：

・大根の生長、変化に気づき、収穫を喜ぶ。
・大根の収穫の仕方や、保存の仕方をしる。

9月に種を蒔いた大根。ずいぶん大きくなりました。

近くで見てみると「けっこう大きい！でも、まだ小さいのもあるね。」ということで、小さいものは残して大きそうなものだけ抜いてみることにしました。

職員が抜き方を伝え、「葉っぱを持って抜くのはどう？」「だめ！はっぱだけ切れちゃう。」とさっそく大きそうなものを選んで土から出ている大根をしっかり持って抜いてみました。

なかなかりっぱな大根が出てきてみんな嬉しそうです。中の何本かは折れてしまったものもあって、「座って抜いたから折れちゃったんだ。」と失敗の理由も考え、腰を上げてまっすぐ引っ張ることを学びました。

折れた大根は給食で使ってもらうようにしました。

たくさん収穫できたので、ひとり１本持って帰ることにし、残りはこれから寒くなっても凍ってしまわないよう土に埋めておくことにしました。

畑の土を掘って大根を埋めていきます。「これでよし！」

でも、大根を埋めた土の上を気づかずに踏んでしまう子が続出。

場所がわかんないんだね。掘るときもわからないかもしれないよ。

「どうしようか？」・・・「看板とか作る…？」ということで看板を作ることにしました。

絵を描いたり、字を書いたりと分担して看板を作りました。

畑に持って行って石をかなづちの代わりにしてトントン打ち込み・・・

りっぱな看板の出来上がり！これで掘り起こすまで大根は無事でしょう‼

・大根の葉っぱがすごく大きくなっている。

・大根、大きいのもあるけど、まだ小さいのもあるね。

・このままにするともっと大きくなるかなぁ？

・大きいのだけ抜くようにしよう。

・折れちゃった、座って抜いたからじゃない？

・お尻を上げてまっすぐ引っ張ると折れないよ。

・また大根埋めちゃうの？

・凍っちゃうからだって

・大根埋めたところ、踏んじゃうよ。

・ここに大根あるよって看板立てておけばいいんじゃない？

・９月の種蒔きから、生長を見守り、収穫を楽しみにしてきた大根。小さな種が大きな大根になったことに驚きもあったようだったが、感動もあったと思う。

・大根の抜き方もまっすぐ引っ張らないと折れてしまうことを知ったり、寒さをよけるために土に埋めることは職員も含め学ぶことができた。

・せっかく収穫した大根を埋めたところを踏んでしまうのは悲しいからと、看板を作ろうとこども達の気づきから看板作りを自分たちで役割も分担して行う姿には成長も感じられうれしい姿であった。