土 人・地域 食 つくる プランターで作ったミニ田んぼの稲刈り・脱穀

2025年12月11日

テーマ:
土/人・地域/食/つくる
年 齢:
4歳児
ねらい:
・年長児の稲刈りを見学、一緒に参加することで米作りの過程を知り、来年度への見通しをもつ。
・プランターで育てた稲穂が実った喜びを感じ、友だちと協力して稲刈り・脱穀をする。

活動内容

滋野保育園では毎年地域の方の協力により、年長児が米作りの体験をしています。

10月中旬、年中児は稲刈りをしている年長児の様子を見学したり、稲を運ぶお手伝いを一緒にをさせてもらいました。

今年度、年中児はプランターに稲を植え、「ミニ田んぼ」と称し、米作りを体験しました。稲刈りをする場所まで運ぼうとプランターを持ち上げると、「重い!皆も手伝ってー!」と声をかけあい友だち同士協力して畑から運ぶ姿が見られました。「お米の土って重すぎる!」と根付いた土の重さを感じていました。

「稲はどうやって刈る?」とこどもと相談すると「はさみで切ろう!」ということになり、幾つかのグループに分かれて稲を刈りました。

「根本を切ったほうがいいよ」と友だちに伝える姿から、年長児の稲刈りを見学し稲穂を切る長さに気付き、学んだ姿のように感じとれました。

ミニ田んぼの収穫の様子をドキュメンテーションにして保護者へ発信しました。

参加保育日に保護者と一緒に脱穀体験をしました。機械ではなく、稲の実を手で取り、籾摺りをしました。

籾殻を手で剥いてみると「白いお米がでてきた!」と喜ぶ姿が。一粒一粒むいてみると「これ大変だよ~。」と細かい作業に苦い表情も見せるこどもたちでした。

お米を食べることってこんなに沢山の作業があるんだね。とこどもたちと話し合う機会となりました。来年度は大きな田んぼで米作りをするこどもたち。ミニ田んぼを通してお米ができるまでの過程や、年長児の姿から来年度への見通しへ繋がる活動となりました。

子ども達のきづき

・稲刈りをする年長児の姿を実際に見たことで、稲をどの程度の長さで切ればよいかを友だち同士伝え合いながらハサミで切る姿が見られた。

・来年度自分たちがどのような活動をするのか見通しになった。

・ミニ田んぼでお米作りを体験することで、米作りの過程を知ることができた。

事例に対する保育者の思い

・友だちと共通の目的を持ち、協力する経験をしてほしい。そのような活動へつながるよう保育士も意識していく。

・年長児が稲刈りをする姿を実際に見て、学ぶことで次年度は自分たちがやるんだという気持ちに繋がった。保育の活動で今回のような年齢の繋がりを意識した取り組みを今後も職員間で共有していきたい。

とうみしりつしげのほいくえん 東御市立滋野保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 小林 美香
運営法人 東御市
運営法人代表者名 東御市長
園の設立日 1963.10.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-0512 東御市滋野乙2023-1
エリア 東信
お問い合わせ先 TEL : 0268-63-6468 
FAX : 0268-63-6025 
MAIL : shigeno-nursery@city.tomi.nagano.jp
ホームページ http://www.city.tomi.nagano.jp/shisei_info/info_tomi/tomi_sisetu/000236.html
定員数 未満児 : 28人 3歳児 : 31人 4歳児 : 31人 5歳児 : 31人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ