2025年9月30日

テーマ：

土／植物・生物

年　齢：

２歳児

ねらい：

秋の自然物に興味を持ち、見たり触れたりする。

虫が大好きな子どもたち。戸外に出ると｢虫探そう！｣とお友達を誘い、一緒に探す様子が見られます。

｢葉っぱの下かな？｣　｢土の中だよ！｣と会話しながら探しています。

そこへ幼児さんが来て、｢土の中にいるんだよ！｣と教えてくれました。それを聞いて深く掘っている様子が見られました。

掘り続けると土とは違う白いものが、、、

｢幼虫いたよ！｣と土の中にいた幼虫を発見しました。

園庭にある玩具の型抜きに捕まえた幼虫を入れる姿があったので、虫かごを出すと、土を入れ始めた子どもたち。

｢この土がいいんじゃない？｣｢これかな？｣と入れる土を考える姿がありました。近くにいた幼児さんから｢濡れている土がいいよ！｣というアドバイスを聞き、｢この辺かな？｣と土を触って、濡れている土を虫かごに入れていました。

お部屋に戻ると、幼虫の観察が始まり、よく見て幼虫を探したり指で触ったりする様子がありました。

幼虫を見つけた際に｢何の幼虫だろうね？｣という子どもたちの声があったので、観察している側に図鑑を置いておくと見始めました。

｢これさっきの幼虫と似ているよ！｣｢カブトムシの幼虫だ！｣｢あれ？こっちじゃない？｣と会話しながら幼虫と図鑑を見比べている子どもたちでした。

・幼虫は土の中にいるんだ！

・幼虫、土の中にもぐったよ！

・動かなくなっちゃった、死んじゃったのかな？

・動いている幼虫触れたよ！

・図鑑と見比べて｢カブトムシの幼虫じゃない？｣

・こっちの幼虫とも似ているよ！

幼虫に興味を持ち、見たり触ったり土をかけたりしながら幼虫の様子や動きを観察していた子どもたち。以前は触ることができなかった子も周りの子の姿を見ながら挑戦する姿が見られました。もっと興味を広げてほしいと願い、図鑑を準備するとよく見比べて会話をしていました。

触っている中で幼虫が動かなくなる場面もあり、その都度触り方や幼虫の気持ちを一緒に考えました。そうしているうちに子どもたち同士で｢優しくだよ｣など声を掛け合って触る姿も見られるようになりました。相手の気持ちを知るきっかけになって欲しいと考えています。

お部屋にいる幼虫がとても好きな子どもたち、｢幼虫見たい！｣と幼虫観察を楽しんでいます。