人・地域 電車が見たい!

2024年5月21日

テーマ:
人・地域
年 齢:
3歳〜6歳
ねらい:
・電車を見ることを通して身近な乗り物に親しみを持つ。
・友達と手をつなぎ、交通ルールを守って歩こうとする。
・電車の種類・行き先・色の違いに気付き、比較しようとする。

活動内容

ある日「先生、僕電車でお出かけした!」と休日の出来事を教えてくれたAくん。

それを聞いたBくんが「僕は朝あずさ(特急あずさ)見た!」と電車の話で盛り上がっていました。

「じゃあ今度、みんなで電車見に行こうか!」と保育士が提案すると、「行く!」と元気な返事をしてくれた男児たち。

それから「幼稚園の近くにある駅は何駅なのか」「みんなが行く時間に電車が来るのか」「近くで見られるのか」などを話し合いました。

岡谷駅には、線路の上に連絡通路があり、上から電車を見ることが出来ます。

そこに行って電車を見ることに決めました。

当日は、「早くしないと電車が行っちゃう」と普段より早足の子どもたち♪

道中で踏切のカンカンという音や電車のガタンゴトンという音が聞こえてきました。

「先生電車来ちゃった!!」と慌てる子もいました。

線路の横を通る歩道を歩きながら2本の電車を見学し、いよいよ連絡通路から見る電車です。

窓から身を乗り出すように遠くを見つめ、今か今かと待ちます。

すると普通列車が到着!

電車に詳しいAくんが「これは普通列車!塩尻の方から来たのかな〜?」と自分の経験から考えたことを発言していました。

続いて反対から特急あずさも到着!

「これは特急あずさ!遠くまで行くとき乗るんだよ!」とAくん。

様々な電車があることや、どこから来てどこへ向かうのかなど、沢山の考えや思考が発言から読み取れました。

子どもたちのワクワクする気持ちが見られた散歩となりました。

 

 

子ども達のきづき

・カンカン、ガタンゴトンという電車の音に気付き、電車の訪れを感じていた。

・電車には時刻表があり、決まった時間に駅に到着することを知る。

・電車の種類や色、形の違いがあることに気付く。

事例に対する保育者の思い

AくんBくんの会話から、興味のある電車を見に行こうという計画が始まった。

子どもの興味のある事柄を聞き電車を見に行く提案すると、友達の発言から知らなかったこと知ったり、自分の経験したことを話したりと子どもたちから様々な会話が広がった。

当日は歩くスピードからも子どもたちの嬉しさや楽しさが伝わってきた。

公共の場への散歩で、地域の環境や風景、自分たちが暮らしている場所への興味にもつながったように思う。

最新の保育事例

みずほようちえん 瑞穂幼稚園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 佐藤 梓奈
運営法人 学校法人瑞穂学園
運営法人代表者名 佐藤 梓奈
園の設立日 1926.4.1
認定日 2022.10.1
区分 幼稚園
住所 〒394-0027 岡谷市中央町1‐8‐13
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0266-22-3806 
MAIL : office@mizuhokids.jp
ホームページ https://mizuhokids.jp/
定員数 未満児 : 0人 3歳児 : 5人 4歳児 : 5人 5歳児 : 5人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金
基本開所時間 8時30分~15時
延長保育の有無
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