2025年8月7日

5月、昨年度のりんご組が育てたカブトムシの幼虫を見てみました。何か太くて白いものがモゾモゾ… 怖々眺めていると、あっという間に潜ってしまい「いなくなっちゃった」と驚いていました。
6月下旬、もうそろそろかなーと担任が少しづつ土を削り取っていくと…… おや、まあるい穴がポッコリ! 鮮やかなオレンジ色のさなぎにご対面です。ピクピク グルグルとよく動く姿に釘付けになってしまいました。
さらに10日程たつと、カブトムシのオスが見事な成虫になっていました。メスはまだ、さなぎのままです。
7月初めの土曜日、さなぎから羽化したばかりのメスのカブトムシを発見。薄茶色の羽を「わあーきれい」と見入っていました。
さあ、毎日のお世話が始まりました。霧吹きで水をあげたりゼリーをあげたりしながら、少しずつ仲良くなっていきました。
7月には小さな角を持って「やったー!」と得意顔です。
ある日、土の中に白く輝く小さな米粒のようなものを発見!
新たな命、カブトムシのたまごです。「ちっちゃいねえ」と頭をつき合わせてじっくり見ました。
7月の終わり、卵を産み終え、動かなくなったメスのカブトムシを見つけました。どうやっても動かない姿を、静かに見守りました。たくさん卵を産んでくれてありがとう。
りんご組ではこんな生き物にもふれ合っています。
卵から育てたアゲハチョウ
水をたくさんあげていたら、こんなに大きくなりました。

・皮を脱いで、お父さんカブトムシ、お母さんカブトムシになったよ。
・茶色の口を出して、ゼリーをもりもり食べるよ。
・お母さんカブトムシは、土の中が好きだよ。
・お母さんカブトムシは卵を産んで、動かなくなったよ。
・最初は怖かったけど、カブトムシを持つことができたよ。やったー!
2歳児クラスにとって、幼児から成虫、そして新しい命の誕生や終焉は難しい内容です。でも、変化していく命をなまで見て、ドキドキしたり、ワクワクする体験をしてほしいと願いました。毎日見て観察する中で、「ちょっと触ってみる」「持ってみる」「土の中を探してみよう」と身近に感じて、こどもたち自身から生き物に近づいていくようになりました。今も、元気なカブトムシとのふれあいを楽しんでいます。
| 園の形態 | 普及型 |
|---|---|
| 代表者氏名 | 園長 : 市川 友子 |
| 運営法人 | 長野市 |
| 運営法人代表者名 | 長野市長 |
| 園の設立日 | 昭和23年4月 |
| 認定日 | 平成29年 |
| 区分 | 保育所 |
| 住所 | 〒380-0826 長野市北石堂町1024-2 |
| エリア | 北信 |
| お問い合わせ先 |
TEL : 026-226-7670 FAX : 026-226-7670 MAIL : sanno-hoiku@city.nagano.lg.jp |
| 定員数 | 未満児 : 20人 3歳児 : 30人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人 |
| 基本開所曜日 | 月曜日から土曜日 |
| 基本開所時間 | 7時30分から19時00分 |
| 延長保育の有無 | 有 |
| 園児募集 | 要問合せ |
| 保育者募集 | 要問合せ |