2025年7月28日

テーマ：

土／水／食／つくる

年　齢：

４歳児

ねらい：

自分たちで種まきや水やりをしながら野菜を育て、食べてみる。

５月にオクラ、きゅうり、ラデッシュ、里芋の種まきを行いました。
種や苗をもらって植える時には、「これは何ができるの?」と興味津々の子ども達。
名前を聞いて「どんなのだろう?」と図鑑を広げている子もいました。
そーっと土をかけて、水をあげてと、、、

何の栽培物を育てているのかわかるように、絵を描いて看板も作りました！

それからは、毎日お当番さんが水やりをしてくれました。
水がたくさん入ったじょうろは重いですが、それさえも楽しんで率先してやってくれる子が沢山いました。

６月下旬から７月にかけて晴天が続いたため、栽培物も大きく成長しました。
ラデッシュはクラスみんなで収穫しました。土から引き抜くまでどれくらいの大きさか分からないドキドキがありましたが、いざ抜いてみると大きいものから細長いものなど色んな形があり、子ども同士で大きさ比べたり見せ合ったりしていました。

朝、登園すると「みて！こんなに大きくなってる！」と太くて立派なきゅうりがぶら下がっているのも子どもたちが発見！
収穫して触ってみると「チクチクする！」と生のきゅうりに新たな発見がありました。

オクラは「家で食べたことある！」という子もいましたが、収穫するのはなかなかない体験で嬉しそうに収穫していました。

収穫した野菜は給食の先生にお願いして調理していただきました。

ラデッシュは食べたことがないという子も多かったですが、一口食べると「美味しい！」と言ってまだサラダの中に入っていないか探してみたり、「これ私達が収穫したやつだよ！」と嬉しそうに食べる姿が見られました。

・水やりは重くて、大変だな〜。
・野菜の葉っぱにも虫がついて、食べられちゃった。
・きゅうりは黄色いお花が咲いてるよ。
・きゅうりはチクチクするね！
・里芋の葉っぱのくぼみに水が溜まって面白い！
・自分達でつくった野菜は美味しいね！

・自分達で野菜を育てていく中で、どのように野菜ができていくのか毎日確認しながら収穫を楽しみにしていた子ども達。
なにか変化があると保育士や友達に「なんかできてるよ！」と伝え合って、みんなで確認。そんな日々を過ごしているとあっという間でしたが、子どもたちは花が咲いたことや実ができ始めていること、葉っぱが虫に食べられてしまっていることなど野菜ができるまでの面白さや大変さを知ることができました。

・普段は野菜を食べることがあまり好きではない子も、自分たちで作ったという思いから食べてみようとする子が多くいました。この経験をきっかけにいろんな食材を食べてみようといった思いに繋がっていってほしいなと思います。