植物・生物 カブトムシさん元気でね!

2024年8月16日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
自分達で育てたカブトムシを森に返し、自然の中で生きることを知る。

活動内容

春にいただいたカブトムシの幼虫を自分達で育て、成虫になりました。大きくなったカブトムシを見て「すごい!!」「えさあげよう」など愛着を持って世話をし、友達と一緒に観察しながら虫かごを見る日々が続きました。

たくさんカブトムシとふれあうことができた中、絵本「カブトくん」の読み聞かせをしました。

読み終えた後、子ども達の感想から「じぶんたちのかぶとむしも、もりにかえそうよ」と話がでました。

そこで虫かごを持って森へ出発!どの木がカブトムシは好きなんだろう?と言いながら場所を探しました。

森に到着し、「ここにしよう!」と虫かごからカブトムシを取り出し、木にそっとおいてあげました。

虫かごいっぱいにいたカブトムシ。自分から進んで自然に返してあげることができました。

自然に返したカブトムシを見て「カブトムシさんありがとう」「げんきでね」と手を振ったり、声をかけたりするみんな。さみしい気持ちもありましたが、みんな笑顔でカブトムシとおわかれができました。

子ども達のきづき

「あんなたかいいところまでのぼっていくよ」と木の上をじーっと見つめたり、「あっ!みつすってる!」と絵本と同じような光景を見て興味を持って観察したりしていました。

 

事例に対する保育者の思い

カブトムシもみんなと同じで命があること、自然の中で生きていることを知ってもらいたい、感じてもらいたいと願い、一人ひとりが自分でカブトムシの幼虫を育てるようにしました。それぞれが責任を持って育て、成虫になったカブトムシもいれば、成虫になれず死んでしまったカブトムシも。実際にそうした状況をを見て生きること、命について考えることができました。

生き物に対する愛着を持ち、大切にしようとする気持ちが出てきたことで命の大切さを子ども達自身が気づき始めました。こうした体験を通して今後も虫や生き物に対しても捕まえて終わりではなく、育てることや命の大切さを忘れないでほしいと思います。

園の形態
代表者氏名
運営法人
運営法人代表者名
園の設立日
認定日
区分
住所 〒 
エリア
お問い合わせ先
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基本開所時間
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