プールの帰りに大きい虫を見つけ、「大きいバッタだ!」「飼ってみたい!」とこどもたち。
捕まえて保育園で飼ってみることにしました。その後、図鑑で調べ、「これはトノサマバッタだ!」とバッタの飼育環境を整えていったこどもたち。
一匹だと寂しいかもしれないから仲間も入れてあげようということで、小さなバッタも仲間に入れてあげることにしました。



しかし、こどもたちが寝ているとき、なんとトノサマバッタだと思っていた虫が小さなバッタを食べてしまったのです!起きてきたこどもたちはびっくり!「大変だ!」「トノサマバッタがバッタを食べちゃった!」「え~なんだって!?」

「ひどいバッタだ!」「いや!これはやっぱりトノサマバッタじゃないのかも!」
「あなたはだあれーー!!」
「しかもこのバッタいっぱい鳴いてておかしいよ!」「鳴き声も調べてみようよ!」
もう一度、図鑑をよく見たり、鳴き声を聞き比べてみたりと調べ直してみることにしました。


「見て!トノサマバッタより触覚が長いんじゃない?」「本当だ!」
「あ!これの方が似てるんじゃない?」「キリギリスって書いてあるよ!」「ほかの虫を食べることが多いって!」「じゃあこれはキリギリスだったんだね!」
そして、バッタとキリギリスの鳴き声も聞いてみたいとこどもたち。保育園のタブレットを活用し、聞き比べてみました。「『ギーー』って声、キリギリスとそっくりだ!」「やっぱりキリギリスだね!」
改めてキリギリスの飼育の仕方を図鑑で調べて、他の虫だけでなく、野菜も大好きであることを知り、給食の先生から野菜の皮などをもらい、飼育環境を整えていきました。
「野菜食べてるね!」「一匹ずつ飼いましょうって書いてあったね」「もうバッタは一緒に入れちゃだめだね」

キリギリスとの出会いからたくさんの新しい気づきや発見があったこどもたち。探求を深める中で虫のことをもっと知りたい!他の虫も飼育してみたい!と興味が広がってきています。こどもたち同士で考えたことを共有し、試行錯誤する中で、身近な動植物への親しみをもつこと、生命の尊さ、美しさにふれることにもつながったと感じます。こどもたちの「なんで?」「どうして?」に一緒にわくわくした気持ちで寄り添っていくことを大切にしていきたいと思いました。