3〜5歳児で電車に乗って秋の遠足に行ってきました。駅のホームで電車を待ちます。楽しみな気持ちが抑えきれない様子の子どもたちです。
電車の中から外を眺めます。「電車が通った!」「川が見えるよ」と発見したことを友達と共有する喜びを味わっていました。
つり革や電光掲示板など、様々なものに興味をもって「これは何だろう」「次は何駅?」と保育士に質問したり、子ども同士で想像を膨らめて話していました。車掌さんのアナウンス、ドアの開閉の音、トンネルをくぐったときに窓に映った自分など、全てが興味深いようで終始目を輝かせて楽しんでいました。友達と電車に乗る貴重な、そして充実した時間になったと感じます。
年長児は特別に運転席からの眺めを楽しんでいました。
駅に到着しました。
堤防沿いの遊歩道を散策します。鳥や飛行機が飛んでいること、泥棒草が生えていること、トンネルでみんなの声が反響すること、様々な発見がありました。
その後は年少・中児は公園、年長児は天竜川総合学習館「かわらんべ」へ行くため、分かれました。
【年少・中児】
年長児と別れ、公園に向かいます。公園では小さな虫取り網を持って虫探し。「今動いたよ!」「どこどこ?」「バッタが飛んだー!」「トンボもいるよ」「そーっと音を鳴らさないように近づいたほうがいいんだよ」と話していました。
バッタを捕まえると、2人で協力して網を合わせ、バッタが逃げないように工夫します。
「バッタが3匹になった!」「まだ元気かな?」
「ここで逃がしてあげる?」「でもママたちにも見せてあげたい」と話していたため、園まで一緒に帰り降園時に保護者と一緒に見てから逃がしました。
どんぐりの木もありました。「1、2、3…4個拾えた」「どれ、見せて」と数を数えていました。
【年長児】
堤防沿いの遊歩道を通り、かわらんべに向かいます。「どの建物?」「あの茶色の建物だよ」「後ちょっとだね」と期待を膨らませている子どもたちです。
到着後、まずはじめにかわらんべの先生より虫取り体験のお約束を聞きました。
網と虫取りカゴを持っていよいよ虫取り体験に出発です。先生が取り方のコツを教えてくれ、先生の真似をしてとり始めます。
ちょうちょ、バッタ、いなご、トンボなどを捕まえることができました。
友達と協力しながら虫をカゴに入れる姿もありました。
「これはシジミチョウ」「キタキチョウ」「ショウリョウバッタ」「ヒナバッタ」「ツチイナゴ」など捕った虫の名前を先生が教えてくれました。
天気にも恵まれ、過ごしやすい天候の中で貴重な体験をすることができ、とても楽しい遠足になりました。