プールの中を泳いでいたオタマジャクシをクラスで飼うことになりました。
毎朝登園すると虫カゴの中を覗いて、変化を楽しみにする子ども達。

「足生えてきた」 「手出てる!」
ある朝、「せんせー!オタマジャクシ、カエルになってる!!」
虫カゴの中を覗くと、壁にピタッとくっつく小さなカエル🐸

「ちっちゃいね〜」「飛んだ!」「かわいいね〜♡」と夢中になってカエルの観察をしていました。
でも…
カエルはオタマジャクシの頃と同じようにずっと水の中では生きていけないので、子ども達と今後カエルをどうしていくか話し合いました。
「カエルさんて、どんなところで住んでるのかな?」と問いかけると、
「葉っぱの上」「田んぼで泳いでる」「草のとこ!」と散歩で見た経験やイメージをしながら答えてくれました。
カエルはオタマジャクシとは違って、水の中だけでは生きていいけない事を伝えると、「逃してあげる」とつぶやく子。他の子ども達も「逃す」「さよならする」と、それぞれ気持ちを伝えてくれました。
そして、みんなで田んぼに近い園庭の隅まで歩いて行き、お別れしました👋🏻

「ジャンプするかな」 「出てきたよ!」 「またね〜!!」

命の成長に触れながら、子ども達の優しさや思いやりの気持ちを感じたひとときでした☺️