2023.06.22 雨上がりの園庭で<年中> ~西箕輪保育園~

伊那市立西箕輪保育園

連日雨が続く西箕輪。今日も雨かなと思っていた矢先、ふと雨が止んだので園庭に繰り出しました。早速園庭の山で年中さんが大発見‼です。

 

「みたことがない“むし”がいる!」タイヤの中で雨宿りしていたのかな?

 

「カミキリムシだ!」と思わず保育士が喜んじゃいました。ごつごつしていてカッコイイんだよな~。

 

なんだなんだ?と集まってきましたよ。しばらく様子見です。さあ、どうするかな?

 

タイヤをどかし、スコップや枝で捕獲しようとします!ちょっと子どもにはコワい虫の様です。

 

「たべるかな~?」恐る恐る葉っぱを提供します。ドキドキですね。

 

「みてみて!はっぱたべた!」強靭なアゴで嚙みちぎられた茎を持って、大興奮(そして、しばし呆然)です!

 

保育士が手で持とうにも「ギー!ギー!」と鳴けるカミキリ。「どうしたい?」と尋ねると「木のおうちにかえしてあげる」に至りました。初めて見た子もいたでしょう。今回はやや距離をおいた接し方でした。

 

みんなで見届けます。「どんどんのぼっていく!」と子ども達。「木登り名人だな」と保育士も感心感心。

 

もうあんな高い所へ!

 

急にやって来た子ども達にビックリだったかな?カミキリムシさん、ありがとうございました(その後、口伝てでカミキリの存在を知った年長さんが捕まえていましたが、年中さんには内緒です)。

 

ちょっとイタズラ心が出てきた保育士。近くの幹を思い切り揺らしてみました。先程の雨粒が葉っぱに乗っていたのでしょう。天然のシャワーです。子ども達、嬉しい驚きです!

 

つぎはぼくたちもゆらしてみよう!ゆれるかな~?

 

はやく水が落ちて来ないかな~と、蹴ったり揺らしたりと必死です。

 

ちょうど細い木が見つかり、みんなで協力して揺らしていました。“一緒にやってみる”気持ちが出てきて、大きくなった年中さんです。

 

以前年長さんが掘り起こした木の根っこ。「ヘビだヘビだ!」と言いながら、綱引きごっこになっていました。最後まで引っ張るとどうなるかなと見ていたのですが、残念!ご飯の時間となりました。また明日だね。

 

園庭の山は日々変化があり、自然で溢れていますね!おもちゃは無くとも、虫や木が子ども達の気持ちをがっぷりと受け止めてくれます。変化がある分、その日その日の発見や出来事を大切にしたいなと思う保育士でした。