2023.04.20 ど、どくキノコ!?<年中> ~西箕輪保育園~

伊那市立西箕輪保育園

年中さんだけで近くの中学校林へ行って来ました!

 

「せんせい、せんせい!」「ねえ、きいてきいて!」わいわいがやがやと賑やかなこと!久しぶりの散歩、やっぱり楽しいね~。

 

中学校林名物の“ヘビのすみか”。覗くのをためらう子が多かった昨年、今は一つ大きくなって、「いるかな~?」と果敢に覗きます。

 

「“かわ”をとびこえよう!」何だか本当に水が流れていそう!

 

見つけた枝で「おそうじ、おそうじ。」お家の方のやる姿を普段から見ているのでしょうね。様になっています。

 

「オニのツノだぞう!」妖怪が大好きで、ポーズをお願いするとカッコよく構えてくれました。

 

突然「せんせい、たいへん!」「どくキノコがあった!」と慌てて伝えに来てくれた子がいました。何ですと!皆が現場に急行です!

 

「どこどこ?」「ここだよ!」やっと保育士も追いつきました!

 

この木だけ、キノコがびっしり生えていました。ちょっと何だか不気味……。

 

(だいじょうぶかな……コワいけど、ちょっとさわってみたい……。)まじまじと見つめるその目が、そう物語っているようです。「ニオイを嗅いでみたら?」と提案すると、嗅いでみた子が「まずい……」と。どうやら美味しくはないようです。

 

大人も不思議。これは一体何でしょうか?キノコなのかな、コブなのかな……?

 

保育士も興味があって穴を開けてみました。中は空っぽで、子ども達から「ライトてらして!」と。

 

誰かが「“どく”だからさわっちゃダメだよ。」お家でもそのように言われたことがあるのでしょうね。一瞬、シーンとした雰囲気が包みました。とうとう「コワい……」とおびえる子に「まもってあげる!」と逞しい姿も!

 

触っちゃダメなら、枝でやればいいじゃない!威勢のいいメンバーが果敢に挑みます!がんばれ~!

 

「コワい」と言っていた先程の姿はどこへやら……皆でやれば毒キノコだってへっちゃらへっちゃら!我も我もと取りに挑みます!

 

堅くて中々取れない中、残念ながら昼食の時間となり、帰園となりました。「また今度取りに行こうね。」と話す中、何とか小さいのが取れた子も!たくさんキノコを入れると袋に毒が充満するからと(面白い発想ですね~)、大分余裕のあるサイズで持ち帰ることとしました。もちろん、袋の口もしっかりと縛らさせていただきました。

 

身近な散歩先でも大きな自然の不思議さがありました。また今度行った時はどうなっているのかな?次回からはキノコ図鑑も持って行こうと思います。