本園の特徴

(保育理念)
子ども一人ひとりを尊重し慈しみ、子どもの最善の利益を守り、保護者、地域とともに子育てができる保育園を目指す。

(保育方針)
豊かな自然の中で様々な体験を通して感性を高め、生き抜く力を育てる保育。命を大切に、相手の痛みに共感し、解決に向かうやさしい心を育てる保育。

(地域に根ざした保育園)
①地域との交流・連携
未就園児との交流、園庭開放、ふるさと学級との交流、富士里支館の文化展への出展、地域の方の協力による交通安全教室、KAWASUNブルーベリー園さんでのブルーベリー摘み取り体験。
②日々の散歩、登降園に会話やあいさつをする。

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自然の中の多様なテーマ

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

土 植物・生物 水 空・天気 人・地域 ピンクのカエル?

2019年6月25日

テーマ:
土/植物・生物/水/空・天気/人・地域
年 齢:
4歳児
ねらい:
・身近な自然に関心を持ち、不思議に感じたことを考え、追求する
・生命の尊さを感じる

活動内容

富士里保育園の4歳児みかんぐみ。園の中で人数も多く元気いっぱいのクラスです。

5月、散歩に出かけると、田んぼにオタマジャクシを発見!「いいなー!ほしいね。」でもかなり園から離れた田んぼで道具もなかったので眺めるだけでした。

すると一人の男の子が「家の田んぼにもいるよ!」「え?じゃあ持ってきて!」ということになり、お家の方にもご協力頂き、次の日早速大量のオタマジャクシを持ってきてもらいました。「オタマジャクシってご飯食べるんだって!」という情報から毎日自分たちのご飯を少しずつ分けてあげてすくすくと育ち、カエルまでもう少し!という頃、土日をはさみ、何匹かが死んでしまいました。するとすぐにお墓をつろう!と外へ出て行くみんな。埋めた場所はなんと砂場。一応棒を立てて目印はつけたようでした。

その後外へ出て遊ぼう!ということになり、他のクラスの友達が砂場を掘っているのを見て「ここじゃだめだ!」と気付いたみんなは慌てて掘り返します。かなりがんばって掘っていましたが小さなカエルは見つからず「あーあ…」とため息をついていました。

それからはお墓は木の下や花壇の端っこと決めたようで、目印もなるべく大きな物を置くようになりました。

さてのんびりやのオタマジャクシ以外は大分カエルになった頃「あまがえるのあおちゃん」という絵本を読みました。

その中で、亀の甲らに乗り体が茶色に変わるのを見ると、「分かった!だから保育園のは黒いんだよ!だって真っ黒の石の上にいるから!」と大発見!「なるほど、じゃあ体の色を変えるにはどうしたらいいんだろうね?」と問いかけてみると、「葉っぱを入れたらいいんじゃない?」「よし!入れてみよう!」と早速園庭へ!

するとつつじの花を発見!「ピンクになるかも!」さらにマーガレットも発見!「白いカエルになるんじゃない?」なんともカラフルな水槽になってしまいましたが子ども達は大満足でした。

あまり興味のなかった子たちも色の変化があるかも…と水槽をのぞくようになりました。残園ながらカラフルなカエルにはならず、少し茶色になったかな?という程度でしたが、楽しい活動でした。

しばらくして、カエルになったら外でぴょんぴょんしたいだろうから逃がそう!と話し合って決め、カエルを田んぼに連れていきました。

重い水槽を頑張って運びます。「みんなー!待ってー!」この後みんな戻ってきてくれました、よかった!

「カエルちゃんばいばーい!」「あ、死んだふりしてるよ…」

何度か水を換えるときに、、じっと動かず手足を伸ばしたカエルを埋めそうになったことがあったのです。経験の中での気付きですね。じっと見つめ、「ほら!動き出した!」無事に泳いで行きました。

「見て!指の上に乗ってる!おれの指から逃げたくないのかな♪」と嬉しそうです。

2歳児のさくらんぼさんも見学についてきてくれたのでカエルを見せてあげました。「ほら、見て!」すっかりお兄さんの顔つきですね。

カエルを逃してしまったので水槽が淋しくなってしまいました。その頃、大好きな田んぼへ探索に行くとトノサマガエルと大きなオタマジャクシを発見!「とりたいなー」「でも田んぼに手突っ込んじゃいけないんだよ!」と話していました。農家の子かな?えらいですね!「何か道具を持ってきたらいいんじゃない?」と声をかけてみると「じゃあ行ってくる!」と走っていき戻ったみんなの手には、虫取り網、プリンのカップ、つかまえたときの水槽。

いざオタマジャクシ獲り!でもオタマジャクシが素早くてなかなかつかまりません!

稲がない場所を見つけてチャレンジし続けると、そーっっと近づいてさっとすくう!とうまくとれそう、とコツをつかんだ子が獲り始めました!

「やったー!」

「カエルも見えた!目だけだしてこんな顔してた!」

トノサマガエルもつかまえて園に連れて帰りました。

その日は金曜日。このカエルお休みの間どうしようか?と話し合いました。

「オタマジャクシはご飯粒を食べるけど、カエルって何食べるのかな?」  「虫?かなー?」自信を持って答えられる子はいません。「お休みの間に死んじゃうかもしれない。」「せっかく捕まえたのに‥」すると一人の男の子が「朝捕まえて夕方逃すことにすれば?で、次の日にまたつかまえればいいんだよ!」と提案してくれました。

「でもオタマジャクシみたいに飼ってみたいな。」という子もいました。

図鑑で調べてみましたが、カエルの餌は載っていませんでした。どうしても飼いたい!「お家の人にカエルのご飯を聞いてこよう、そうしたら飼えるかも…」ということになりました。

さあ、どうなるのか?カエルは飼えるのでしょうか!保護者の方のご協力も頂きながら見守っていきたいと思います。

子ども達のきづき

お墓作りも何度かしているとコツが分かってきました。「なるべくいっぱい掘ってあげよう」「お花置いてあげよう」オタマジャクシやカエルに気持ちを寄せる姿がありました。すると「水かけてあげよう」と水を運んできた子がいました。お墓参りに行ったことがあるのかなと思いながら「どうして水あげるの?」と聞くと、

「だって水の中にいるから、水が好きだから」それを聞いて「ぼくも!」「わたしも!」と他の子も水を汲みに行きました。大好きなものをあげたら嬉しい、喜ぶ。単純な中にその子の暖かい気持ちが見えました。とても嬉しかったです。

 

 

田んぼへ持っていった水槽、カエルと水が入り重くなったものを運びます。

「私持っていく!」はりきって持ち上げた子も園舎はまだまだ遥か遠く…「もうだめ…」「みんなに助けてって言ってみたら?」と声をかけると「みんなー!手伝ってー!」その声に戻ってきたみんなは交代で持っていくことに決めて進み始めました。でも一人で持つと重い!すると「みんなでわっしょいって持とうか!」と一人が提案、すぐに4人の手がのびました。「先生は網持つの手伝ってね!」

「わっしょいわっしょい!」と4人の掛け声を聞いて戻ってきてくれる子もいました。

みんなで掛け声をかけながらだと運ぶのも楽しい!重くてもうだめ…の時とは比べ物にならないくらいい笑顔で運ぶことができました。

事例に対する保育者の思い

この時季たくさんの虫が出てきて子ども達は夢中になります。身近にいる生き物だからこそ、大切にしてほしい、親しみを持ってほしい、好奇心や探求心を育ててほしいと思います。今回の活動でオタマジャクシがカエルになる、その変化ももちろん楽しみましたが、4歳児らしい追求の仕方ができたのではないかと思います。子ども達の発想にこちらもわくわくしました。「なんで?」「どうして?」から「もしかしてこうなるのかも!」という予想を楽しめるような活動にしていきたいと思います。

また、命の大切さも繰り返し伝えていきたいと思いますが、お墓作りのときに「またとってくればいいよね!」とドキッとする言葉も聞きました。これからの課題も見えた活動でした。生き物を通した活動はこれからも続きます。命の大切さをどう伝えていくのか、考えていきたいと思います。

しなのちょうりつふじさとほいくえん 信濃町立富士里保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 丸山 友紀
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1974.4.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1314 上水内郡信濃町穂波446
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3416 
FAX : 026-255-3416 
MAIL : fujisato-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 12人 3歳児 : 13人 4歳児 : 13人 5歳児 : 13人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ

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