2017年5月11日

テーマ：

植物・生物／空・天気／人・地域／食

年　齢：

全クラス

ねらい：

地域に縁のある小林一茶を子ども達により身近に感じてもらい、俳句と食を楽しむ。

一茶俳句献立週間も今日で３日目！

今日、栄養士はお昼とおやつの時間に古間保育園にお邪魔しました。

その様子をお届けします。

古間保育園は今、４・５歳児はリズム室で一緒に給食を食べています。

リズム室に入ろうとしたら、入り口の廊下に

１日目のかえるパンと、金曜日のおやつに提供させていただく、草もちのよもぎ取りの様子が展示されていました。

登降園の際などにぜひご覧ください。

栄養士も一緒に給食を食べながら、一茶俳句献立週間の紹介をさせていただきました。

一茶かるたを取り出すと、

「人来たら蛙になれよ冷やし瓜」

「やせがえる負けるな一茶これにあり」　でしょ！

と絵札を見ただけで読み札が分かる子がいました！

「おばあちゃんの家でやってるもん！」

と他の句もいくつか紹介してくれて、とても驚きました。

俳句の意味と献立の事を話すと、

「そういうことだったのか！」と納得した様子で聞いてくれた子もいました。

今日のおやつはちなみに・・・

「ぼく、雪食べたことあるよ」

「でも雪は食べたらお腹痛くなっちゃうよ」

「さっき給食の先生が白いプリンみたいなの作ってるの見たー！」

雪がどんなおやつに変身したのか、楽しみにしながらお昼を食べました。

＊おやつの時間＊

今日のおやつは「ふうわりあわ雪ムース」です。

ふわふわの雪をイメージした、ヨーグルトムースの上に、いちごソースをかけました。

食べ終わった後に、まだ食べたい様子の可愛らしい姿が見られた未満児さん。

「おいしーい！」

「見てー、ふわふわだよ」

「うまそうな雪やふうわりふうわりと」でしょ！と年長さんは完璧に覚えていてびっくり！

年少組さんでも、「ふわふわしてるね」と言いながら食べていたそうです。

ちなみに明日の句は、

この竹の子どもが給食に出るんだよと伝えると、

「かぐや姫？」と可愛らしい答えが。

ちょうどおやつの時間にその食材が届いたので、子ども達の元へ持って行くと、

「たけのこだー！」

「そよげそよげ・・・・なんだっけなあ。」

「今日のは、うまそうな雪やふうわりふうわりとなんだけどなあ」

とさすがです！おばあちゃんの家でかるたをやっていて暗記していた子が絵札を見てすぐに読み札を思い出してくれていました。

「たけのこ、明日お汁にするんでしょ」

とお昼に説明したことを覚えていてくれている子もいました。

「変なにおいがするー！」

「かたーい！こんなにかたいの食べられないよー！」

これから給食の先生がゆでてやわらかくしてくれるんだよ。

そうしたら明日みんな食べられるかなあ。と伝えると、

「半分くらいに切ってくれれば食べられるかな」

と頼もしい答えが返ってきました。

かるたを家でやっている子は自然と俳句を暗記していて、驚きました。

一昨日かえるパンを食べた印象がとても強かったようで、かえるの俳句の絵札を見ると、

「かえるパン、食べたー！」と覚えている子が多くいました。

食べ物や遊びと、文化や歴史を結びつけることで、食べることも学ぶことも楽しみながら、子ども達の心の中に残ってもらえたら嬉しいなと感じています。