水 人・地域 つくる ふねをつくろう!

2019年8月22日

テーマ:
水/人・地域/つくる
年 齢:
4歳児
ねらい:
・友達と相談したり、考えたりしながら舟作りを楽しむ。
・道具や素材に触れたり、試したりしながら物の性質を知る。

活動内容

お盆休みが終わり、信濃町では朝晩になると涼しい風が吹き過ごしやすくなってきました。日中はまだまだ暑い日が続き、子どもたちは毎日のように水遊びを楽しんでいます。ある日、子どもたちから「ふねをつくりたい!」と声が上がり、クラスの一部でふね作りが始まりました。

「何を使おう?」「何でつなげる?」子どもたち同士で話し合いながら決めていきます。転がっていくペットボトルを友達同士でおさまえながら貼っていました。

ガムテープを取りに行って「こうやって丸めればくっつくんじゃない?」と丸めて試したり、「寝るベッドを作りたい!」と根気よく作ったりと一人ひとり思い思い作っています。

こんなに大きな舟ができました。さあ、プールに持っていって試してみよう。

みんなで掴まって乗ってみると、グラグラ揺れて大興奮!「乗れたー!」と作ったお友達は大喜び。集まってきた友達と交代で乗って楽しんでいました。しかし、だんだん乗っていると作った舟はボロボロに・・・。

子ども達のきづき

帰りの時間で今日何が楽しかったか?何をして遊んだか?を子どもたちに聞いています。そこで、「ふねをつくることが楽しかった。」「もーーーっと大きくしてみんなが乗れるふねあったら楽しそうだね!!」「裏が何もついてなかったからすぐに壊れちゃった。だから明日くっつけたい!」「ペットボトル終わりそうだから明日おうちから持ってくるよ!」「2段重ねにしたら丈夫になったよ!」「じゃあ重ねてやってみよう!」と次々に子どもたちの声が上がりました。

「ここに貼るね!」「いいよ」と友達同士で案を出し合いながら貼っていきます。今まで見ていた友達も仲間に入りふねづくりに参加していました。

女の子もつなぎ合わせてふねづくり。ガムテープの色や貼り方を工夫したり、ペットボトルのキャップをボタンに見立てて貼ったりしていました。キラキラテープを見つけてきて飾り付けをする姿も見られ、ふねづくりという一つの目的でもそれぞれの楽しみ方があり驚きました。

扱いが難しいガムテープですが、子どもたちの様子を見ながら切れ目を入れてあげ、あとは自分でちぎられるようにしてきました。何度も使っていくうちにコツを掴む子が増えています。友達に教えてもらったり見たりしている中で、チャレンジする姿も見られるようになりました。

事例に対する保育者の思い

急遽始まったふねづくりですが、作って、試して、考えて、また作って、試して、考えて・・・と繰り返し子どもたち同士で楽しんでいます。お昼の時間や帰りの時間を使ってみんなと話し合っていく中で、はじめは興味が薄かった子も遊びが発展していくと興味を持ち参加する姿が見られるようになってきました。また、友達の意見を聞いたり、それに対して次は何をしようかと自分の意見を出したりする姿も少しずつ見られるようになり、このような機会を大切にしていきたいと思っています。最近では特別時間を作らなくても友達との会話でふねづくりの話が出るようになってきました。何が完成なのかは決めず、子ども達と繰り返し楽しんでいけたらと思います。
また、ペットボトルのようにすぐに集めることが難しい素材をご家庭からいただくことができ、保護者の方のご協力があってできたことだなと思い感謝しています。ありがとうございます。

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ