2019年5月16日

テーマ：

土／植物・生物／人・地域

年　齢：

３、４、５歳児

ねらい：

・友達や保育士と触れ合い、さわやかな春の自然を満喫する。
・戸外で伸び伸びと体を動かして遊ぶ。

５月１０日待ちに待った遠足の日。天気に恵まれ、バスに乗り町内にある「ふれあい広場」に行ってきました。

向かう道中では、通り過ぎるお店を見て「あ！ここ来たことある！」「え！！そうなの？」「ここお母さんとお買い物に来たことあるよ！」「わたしも！」と友だちと盛り上がる車内。いつもと違う雰囲気にわくわくしながら到着を楽しみにしている子どもたちでした。到着すると、約束を聞いてから自分の好きな遊具を見つけて遊び始めます。

吊り橋では、揺らすことを楽しんだり、恐がりながらも渡ってみようとしたり、いろいろな子がいました。「こわいよー、、、」と揺れる吊り橋を恐がっている子に気づき、「ちょっと止めて！」と他の友だちに声を掛けてあげる姿が。

すべり台では、友だちと一緒に連なってすべることもおもしろい！終着地点で友だちとぶつかると「わぁ！ぶつかってるよ～！！」と大笑いしていました。このような場面で友だちを受け入れ笑いあえる姿を見て普段からの仲の良さを感じました。

「おねがいします！チケットでーす！」と年長さんが木の枝や葉っぱをもって上にいる保育士に渡し始めました。
その姿を見た年中さんや年少さんは「え！？チケットないよ！」とつぶやくと、「葉っぱのチケットもってくればいいんだよ！」「あっちにいっぱいあったよ！」と年長さんが教えてくれました。すると、「木の枝にしたよ♪」「まつぼっくりもってきた！」「お願いしまーす！」と年長さんのまねをして年中さんや年少さんもチケットを持ってきました。まるで遊園地のアトラクションのよう。

一人ひとり持ってくるものが違い個性あふれていました。気がつくと素敵なチケットがこんなにたくさん♪

「トントントン・・・・・・」枝を包丁に見立て、まつぼっくりをお料理している年少さん。とっても真剣。

「こんにちは！ごちそうありませんか？」とやってきた年中さんに「ちょっと待っててくださいね〜！」「まつぼっくりごはんです」と作って渡す年少さん。

愛情がこもった木の実のごちそう。「おいしい♪」と自然と笑みがこぼれていました。

どの子も来たことがある「ふれあい広場」。いつもはお家の方と一緒に来ることが多いと思いますが、保育園の友だちと来たことで楽しさも倍増したことでしょう。時間いっぱい思いっきり楽しんでいました。新年度がスタートしまだ１ヶ月。そんな中でも年長さんや年中さんは年少さんに譲ってあげたり、恐がっている友だちに気付いたら優しく声を掛けてあげたりと一つ学年があがったことで年下の友だちに優しく接してあげる姿が見られました。また、年長さんの遊びを見てまねをして遊びを楽しむ子どもたち。遊びが広がっていく様子を見て子ども同士の関わりを大切に見守っていきたいと思いました。
これから散歩や戸外あ遊びが楽しくなってくる時期です。自然に触れたり、友だちと一緒に遊んだりする楽しさを味わってほしいと思います。