2019年3月27日

テーマ：

人・地域／つくる

年　齢：

3歳児～5歳児

ねらい：

・自分に自信をもち、今までの経験の中から周りの人に感謝の気持ちをもって卒園式に参加する。

「卒園まであと◯日」と日めくりカレンダーをりんごさんが作ってくれてから早一ヶ月。とうとう卒園式の日がやってきました。

卒園式の練習を始めた頃は「どうして卒園式をするのかな？」の問いに「卒園証書をもらうため」「小学生になれないから」との答えが出てきていたみんな。

お別れの言葉を考え思い出を話しているうちに、いろいろな場面で周りの人が助けてくれたことを思い出しました。

そして「保育園を忘れないために」「おうちの人にありがとうを言うために」「かっこいい姿をみんなに見てもらうために」と一人一人が自分の中で思いをもって参加できるようになっていきました。

歌やお別れの言葉も、相手に伝わるようにと顔をあげて相手を見て言うようになるなど、気持ちの変化が目に見えるようになっていきました。

そんな姿を見て4歳児みかんさんも大好きなりんごさんへ心を込めて歌おうと、一人づつ名前を言う歌の時には笑顔でりんごさんを見つめて歌うようになってきました。

初めて式に参加する3歳児いちごさん。みかんさんの声に誘われ、お別れのことばもりんごさんとしたことを思い出して言葉にしています。

こうして練習してきた卒園式。今日の本番ではさすがりんごさん！かっこいい憧れの姿をみんなに見せてくれました。卒園おめでとう!小学校でもそれぞれの力を発揮して活躍することと思います。いつまでも応援しています、がんばれ、みんな！

とても一言では言い表せないけれど、りんごさん一人一人に感謝を込めて…ありがとう！

毛糸であやとりを編むのが楽しかったです。

縄跳びでケンケン飛びをするのが楽しかったです。

ふれあい広場へ散歩に行くのが楽しかったです。

ほしのつどいで花火を見たのがきれいでした。

毛糸を編むのが楽しかったです。

大掃除を頑張ったのが楽しかったです。

すばらしい力を持った6人。自分の力を信じてやりたいことを追求する力がついた3歳、仲間と強力する楽しさを感じた4歳、そして周りの人の気持ちに気付きながら、話し合って進めていくリーダーとしての力をつけた5歳。たくさんの活動の中で、試行錯誤し工夫して諦めず頑張る力が育ちました。今年のりんごさんで一番大きくなったなと思うところは、失敗してもなんとかなる!、なんとかしよう!とする力がついたこと。自分たちで考え、主体的に活動するには失敗はつきもの。でもそれを乗り越えようとする力がついたなと思います。小学校へ入学、そしてこれから先の未来いろいろなことがあるけれど、自分の力を信じて進んでいってほしいなと思います。

この一年、子ども達のつぶやきから活動を広げることを大切に保育してきました。その中でこちらが思いつかないようなアイデアに驚き、楽しい毎日を過ごすことができました。子ども達の自主性、主体性を大事にすることで保育をどこまでも広げていくことができると改めて感じました。これからも子ども達の発想をもとに環境を作り、達成感が得られる保育をしていきたいと思います。