土 水 空・天気 人・地域 つくる 冬の公園に行ったよ

2019年3月1日

テーマ:
土/水/空・天気/人・地域/つくる
年 齢:
3歳児
ねらい:
・異年齢のクラスと関わり、年上の友達の真似をしたり、遊んでもらったりする。
・身近な自然の変化を感じ、工夫して遊ぶ。

活動内容

冬晴れの気持ち良い日・・・

年長さん・年中さんに誘ってもらい近くの小丸山公園にお散歩に行ってきました。

以前、お兄さん・お姉さん達が小丸山公園に遊びに行って、「楽しかった〜」「すごい長いお尻滑りのコースがあるんだよ!」「雪がいっぱいで埋まっちゃうんだよ〜」と興奮して話していたのを羨ましそうに聞いていた年少さん。「今度行くときは連れて行ってね。」とお願いしていたんです。

お散歩に行くことを伝えると大喜び。

「冬の公園はどうなっているのかなぁ〜」

春や秋には何度も行って遊んでいた公園がどうなっているのかワクワク・ドキドキです。

 

お兄さん・お姉さんに手をつないでもらって「いってきま〜す!」

久しぶりのお散歩。お兄さん・お姉さんの真似をしながら道の渡り方をしっかり確認します。

歩きながらも、「山がよく見えるね」 「道の雪が解けて乾いているよ!」などと周りの自然にも目を向けたり、ちょうど週明けだったので週末の楽しかった話をしたりしているうちにすぐに公園に到着しました。

まずは、遊ぶときのお約束。

そして!!ついに!!この坂を登った上にお尻滑りのコースが!!

さぁ、見に行ってみよう!と、てっぺん目指してレッツ ゴー!

「いつもここには、階段があったのにねぇ・・・」 「雪で隠れちゃったんだね。」と、急な雪の坂道を登り始めました。

「うまく進めないよ〜」と言いながらも早く遊びたくて、どこが登りやすいか考えながら真剣な表情でてっぺんを目指します。

そして!!こ〜んなに高い坂から肥料袋をお尻に敷いて、お尻滑りを楽しみました。

「きゃ〜〜〜」と楽しい歓声で一気に公園は賑やかになりました。

 

公園いっぱいに積もっている雪で寝転がってみる子も・・・・

「わ〜〜お日さまがまぶしい〜」

そして、秋にはまつぼっくりや木の実がたくさん落ちていた公園。

「雪の中に何かあるよ!!」と宝物探しをして遊ぶ子もいました。

「発見!!」

「どれどれ〜?」

「この宝物の正体は何か確かめないと!」「手で掘ってみようよ!」「なかなか取れないねぇ・・・」

「やっと取れた!」「冬でも松ぼっくりはあるんだね!」

 

冬の公園でいろいろな遊びを楽しみ、大満足で保育園に帰りました。

子ども達のきづき

お尻滑りをしていると、「あれ?何でスピードが出ないんだろう・・・?」

お兄さん・お姉さんのやっているのを見たり、聞いたりして、何度も滑って考えていました。

「わ〜!足をあげたらよく滑る〜」

「お腹でも滑れるよ!」「足が雪に付いていなければスピードが出るんだね」「今度は背中も付けて、寝転んだ姿勢はどうだろう・・・」などと何度もいろいろな体勢を試し、一番スピードの出る滑り方を考えていました。

 

そして、雪に埋まった木の実を探し大喜びしていた子どもたち。

また数日後にお散歩に行くと公園に変化が!

「あ、雪の上に松ぼっくりが出ているよ!」

「これは??」

「栗だ〜」「栗拾い、前やったよね!」「また秋になったのかなぁ〜?」と不思議そうに話していました。

そして、「見てー!!」と嬉しそうにセミのぬけがらを発見した子も。

「もうセミ出てきたのかなぁ?」「まだ寒いのにね。」「セミさん間違えちゃったんだよ」

などと、雪の下から様々な季節のものが出てきて驚いたり疑問を持ったりしています。

 

こ〜んなに大きな雪の塊も見つけました。

「見てみて!!この雪、鉄砲の形だよ!」雪を物の形に見立てて遊ぶ子もいました。

そして、女の子たちが同じく雪の塊を見つけて何か真剣にしています。

「雪をこすると、かき氷みたいに削れるよ!」

削ってるうちに、雪の形がだんだん変化していくことに気がつき・・・

「こすると形が変わるんだね。」「じゃぁ、ここをこうやって・・・」

「ハートの形のできあがり!!」

雪解けが少しずつ進む中・・・

大人の重みだとズボッと足が雪の中に埋まってしまうことも。所々から「きゃ〜」という声が…。それを見ていた子ども達が「大きな穴空いてる〜」と穴を覗き込んでいます。

「穴の中を足でゴシゴシすると雪が削れるよ」

「あ〜!穴の中に公園のベンチが埋まってる。こんなに上まで雪が積もったんだね。」

「穴が二つ・・・つながらないかな〜?」

隣の穴とつなげようとしていますがなかなか難しい・・・。

「まだつながらないかな?」と穴を覗いてみると・・・

「あれ?向こうに光が見えるよ!」

「穴の中のトンネルがつながったんだ〜!」

真っ暗だった穴に光が見えて大喜び!!光が見えたからつながっている、と発見したときの子ども達の表情は満足そうに輝いていました。

事例に対する保育者の思い

まだまだ朝晩は冷えますが、だんだんと日差しが暖かくなってきて、雪解けも進んできました。

園庭にも土が見え始めたり、雪山も少し小さくなってきて、春の訪れが嬉しいと同時にちょっぴり寂しさも感じます。

お散歩に行っても「道に雪ないね。乾いてるよ。」「ここは土が見えてる!」「小さいお花があったよ。」と、子ども達も春が近付いているのを感じています。

いつも、間近にある自然を見ながら、季節の移り変わりを感じたり、発見できる、自然豊かな信濃町。素敵だな〜と心がほっこり温かくなりました。これからも天気を見ながら散歩に出かけ、恵まれた自然の中で季節の移り変わりを五感で感じていけたらいいなと思います。

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ