2018年9月5日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気

年　齢：

５歳児

ねらい：

・秋の自然に触れたり、自然の中で体を動かすことを楽しむ。
・公共の場でのマナーやルールを知り、守る。

当園では、毎年伊那市高遠にある、国立高遠青少年自然の家に出かけ、自然の中での運動遊びに取り組んできました。朝、いつもより早い登園時間に、遠くまで出かけるとあって子ども達も朝から張り切っています。

高遠に到着すると、早速運動遊びを行う「ぼうけんのもり」へと歩いていきます。

突然橋を渡ることになり、子ども達はびっくり！おそるおそる渡っていきます。

普段歩くことのない山道に、悪戦苦闘しながらようやくぼうけんのもりに到着。ここでは様々な運動遊びに取り組みます。

くまさん歩き、どんどん進みます！

さるの河渡り

コアラの木登り

お昼を食堂で食べ、午後もまた「ぼうけんのもり」へ！

午後の橋を渡る時は、少し余裕が出てきた子ども達でした。

午後も様々な活動に取り組みます。

ジャンプ！

そして、森のすぐそばを流れている川でも一遊び♪

よく体を動かし、幼稚園ではなかなかできない経験を沢山してきた子ども達でした。

橋では、揺れたり、きしんだりするたびに驚いていた子ども達でしたが、段々に慣れてきて余裕を持って渡る姿がみられました。歩いていく途中で、木の枝をみつけたり、生き物、きれいなお花を見つけては喜んだり、森を見回して「きれいだねえ」とつぶやいている子もいました。

手のひらを地面や木につけると「痛い」という子や、気にせずどんどん動いていく子、色々な姿が見られました。

園とは違い、広く、自然の中での活動なので、危険はないか心配な面もありましたが、子ども達は保育者の心配をよそに、どんどん活動場所に慣れ、いきいきと体を動かし、五感で色々なものを感じている姿を見て、子どもの順応性の高さに驚かされました。また、ある女の子が、森の中を見回して「きれいだねえ、こういうところにははじめてきたよ」と教えてくれました。自然の美しさを肌で感じている様子を見て、これからもその感性を大切にしてほしいなと思いました。保育者も、子ども達との非日常での一日を、楽しむことができました。