水 空・天気 人・地域 食 つくる おもちつき

2017年12月16日

テーマ:
水/空・天気/人・地域/食/つくる
年 齢:
全年齢
ねらい:
・日本の伝統行事や食文化に興味を持ち親しむ
・もち米がもちに変わっていく様子を見たり、つきたてのもちを味わって食べたりする

活動内容

毎年12月に行われる「もちつき」

子ども達は「いつ?はやく食べたいな~」とこの日を楽しみにしています。

2日前の水曜日には栄養士の先生がもちつきを楽しみにしている子ども達にあるものを持ってきてくれました。

それがこちら↓

もち米と白米。

「どっちがおもちになるかな?」「いつも食べるご飯はどっちかな?」と聞かれると

並べてみたり音を聞いてみたりと目と耳を使って考えていました。

この時におもしろい答えが出たのです。「冷凍ごはん」

うんうん、言われたら分かる気がしますよね。もち米のあの白さは確かに冷凍ごはん。

子ども達は友だちと相談したり自分なりに考えたりしてもちつきをまたさらに楽しみにしていまいた。

 

 

いよいよもちつきの始まりです!!!

エプロンに着替えて準備はOK「がんばる」と意気込みも十分!

 

未満児も準備OK!!!!かわいいサイズの臼と杵。保育士手作りなんですよ。

道具のお話をすると、「うす」「きね」と名前もばっちり。年長さんは得意気な様子でした。

本物のもちをつく前にみんなで「ぺったんこ~それぺったんこ~♪」と歌を歌い準備体操をして

もち米の味見。

「いい匂いがする~」「もちもちしてる」「甘くておいしい」とよく味わっていました。

 

1、保育士がもち米を潰します。

この様子をじーと見ていた未満の女の子。よいしょよいしょと真似をしていました。よく見ていますね。

2、保育士がついて見せます。息ピッタリでしたね~

「がんばれー」「よいしょ!!よいしょ!!」と掛け声で応援してくれました。

これを見ていた年長児は体がうずうず。自主練習をしていました。さすがです!!

未満さんはというと・・・

ついていましたね!!順番にぺったんぺったん。

先につき上がったようで味見をしているかわいらしい姿も見られました。

3、子ども達がつきます。「1、2、3、4、5」と5回

3・4歳児は小さい杵で頑張ってついていました。小さいといっても子ども達にとったら大きいんです!!

年長児は大・中・小から自分で選びました。

トップバッターの子が「ぼくは大きいので大丈夫だから」自信満々。

大きい方がかっこいい、魅力的に感じてしまうんですよね~

いざ持ってみると・・・・「あ、これはちょっと無理だな・・・」と中くらいの杵に変更。

「こっちの方がやりやすい」学びました。

さすが年長児!!3年の経験はおおきいですね。たくましさを感じました。

みんながついて出来上がり!!

「わーおもちになった」「すごい」と歓声が。

このつきたてのおもちを給食の先生にちぎってもらい

自分できな粉とごまで味付けをしました。

ころころ~ころころ~

みんなでいただきます。

「おいしい~」「とろける~」「おかわりしよう!」

とおいしくいただきました。

 

未満さんは・・・おもちという訳にはいきませんよね。

特別に「おはぎ」をおいしく食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども達のきづき

栄養士の先生のクイズに興味津々の子ども達。

「お米の色って違うんだね」「白い方がもち米」と色を比べ

こんな子も「大きさはよーく見るともち米の方が大きい気がする」と大きさを比べ

また「しゃかしゃか」と音でも比べ。

色々な方法を試して違いに気づいていました。

当日には、実際にもち米を食べて味覚や匂いでも違いに気づいていました。

 

「やっぱりおいしいよね~」「ぼくはきなこが好き」「私はあんこが好き」

自分たちでついて味付けをしたおもちは格別ですね。

この満面な笑顔~

 

 

もう一ついいことがあったんです。

もちつきが終わって外を見ると・・・チラチラと空から

「雪だー雪だー」と待ちに待った雪が降ってきたんです。

本格的な冬の訪れです。もちを食べ元気になった子ども達。

寒さに負けずに過ごして欲しいですね。

後日・・・

「今日はさらさらだ」パア~と雪を浴びていました。

雪質の違いを外に出てすぐ教えてくれました。

信濃町に住んで6年程。毎年毎年たくさん遊ぶからこそ知っていくのでしょうね。

「空見てみてきれいだよ」と。すると雲が何かに見えてきたのでしょう。

恐竜、いるか、サンタさん等

イメージしたり考えたりしていました。また雲って動くんだということにも気づきました。

自然ってすごいなと改めて感じました。

 

またさらにこんな姿も見られました。

鏡餅を色々な素材を使って作っていました。

「お正月にはこれあるよね」「クリスマスの次だよね」

もちつきをして1年の終わりを子どもながらに感じたんでしょう。

 

事例に対する保育者の思い

日本の伝統行事に触れ、もちつきを体験したり味わったりすることができました。今なかなか経験のできないことなのではないでしょうか。

ここで子ども達は聞く、見る、触れる、嗅ぐ、味わうと5感で感じ興味や親しみを持っていました。また経験したことで「おもち」→「お正月」→「鏡餅」と連想させイメージを持ちいろんな素材を使って鏡餅作りを楽しんでいました。

これからも身体感覚を伴う経験を積み重ね、自ら環境に関わる中で豊かな感覚や感情が育っていくように人的・物的環境を整えていきたいと思います。

しなのちょうりつふるまほいくえん 信濃町立古間保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 丸山 友紀
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1967.4.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1312 上水内郡信濃町大字富濃2058
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-2201 
FAX : 026-255-2201 
MAIL : furuma-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 22人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ