2016年5月25日

テーマ：

土／植物・生物／人・地域

年　齢：

3～5歳児

ねらい：

・地域の方との交流を通し、地域に親しみを持つ。
・野菜や花の苗植えから、生長を楽しみにする。

今日は、地域の皆さんと苗植えをしました。

太陽の熱い応援のもとで、始まりました。

「よろしくおねがいします」

植える前に・・・地域の方から野菜クイズがありました。

これ、な～んだ？

「白いお花が咲いてる」

『ヒントは、緑色の野菜だよ。』

次は、どうかな？

「さっきと葉っぱの形が違うね」

『これは、お豆の仲間。おつまみにするとおいしいんだよ』

最後に、これは分かるかな？

「白い毛みたいなのが生えてる」

『これは夏になると食べたくなるあれだよ。』

真剣な表情で考える子どもたち。楽しみながら学ぶことができました。

※クイズの正解は、お子さんと考えてみてくださいね。

いよいよ、苗植えのスタートです。

3歳児さんは、プランターにお花を植えました。

「土のお布団、かけてあげなくちゃ」

あっという間に植え終わり、「次は何やるの～？」と元気いっぱいのお友だち。

『こっちもお願いしま～す』早速お仕事の依頼が来ました。

今度は花壇に球根を植えてあげました。

「ぼく、ここに植えたんだよ」「早く大きくなってね」

その頃、なんだか畑の方で楽しげな声が聞こえてきました。

5歳児さんは、スイカを植えています。

『植えた所をお山にしてあげると、おいしく出来るんだよ』

「早くみんなで食べたいな～」

4歳児さんは、トマトを植えました。

『トマトがお空に向かって大きくなれるように、棒を立てたりひもで縛ってあげるんだよ』

「みんなより背が大きくなったら、ちょっとこわいな・・・」

「お水、たっぷり飲んでね」

「あっ!!なんかいた」

「なんで、土の中にいたのかな？」「ふわふわで気持ち良かったのかもしれないね」

「もしかしたら、スイカの匂いがするかも!!」

「くんくん。」「まだにおいはしなかったよ」

地域の方に教わりながら、一緒に植えたお花や野菜。自分たちで育てることで、食べ物への関心がより一層深まっていったらいいなと思います。スーパーで見たことがある食べ物も、苗や葉・花に触れることはなかなか機会がありません。実体験の積み重ねから、食べ物博士になれたら素敵ですね。

また、地域の方とのふれあいを通しここ野尻に住む方たちの温かさも感じられ、太陽の暑さに加え心もほんわかした1日でした。